親子でのザ・プレジデンツカップ出場に一歩近づいたB.ハース2年ぶりの優勝
2015年1月26日(月)午後2:09
PGAツアー「ヒュマナチャレンジジ in partnership with ザ・クリントンファウンデーション」は現地時間25日、カリフォルニア州のPGAウエスト・パーマーCで最終ラウンドの競技を終了。32歳のビル・ハース(米)が通算22アンダーまでスコアを伸ばし、ツアー通算6勝目を挙げた。
3日目を終えて4人が首位に並ぶ混戦模様の中、最終組でスタートしたハースは立ち上がりの3番で、4日間を通じて2つ目となるボギーを叩くも、直後の4番をバーディとし、すぐさまイーブンに戻す。すると、6番パー5では左ラフからの第2打をピンから約4.6メートルにつけてイーグルを奪取。その後もスコアを伸ばし、前半を3アンダーで折り返す。
サンデーバックナインに入っても安定感は落ちず、11番をバーディとした後の16番で約6メートルのバーディパットを沈めて単独トップに浮上した。
勝負の行方を左右する17番、18番の戦い
一方、ハースの一組前でラウンドしていたマット・クーチャーもノーボギーのラウンドでスコアを伸ばし、昨日痛恨のボギーを喫した17番Par3でバーディを奪い、渾身のガッツポーズでトップのハースに食い下がる。バディならトップに並ぶ最終18番Par5で確実にパーオンし、バーディチャンスにつけるも、約3.4メートルのバーディパットを決めることが出来ず21アンダーでホールアウト。
17番Par3を確実にパーセーブしたハースだったが、優勝へのプレッシャーからか、最終18番のティーショットは思わぬトラブルに。右に曲がったボールは不運にもフェアウェイバンカーの淵に止まった。顎の高いバンカーのため、アドレスがとれず左打ちも考えるシチュエーション。ハースはクラブを短く持ち、腰と同じくらいの高さのボールをうまくフェアウェイに出した。
クーチャーがバーディを取れなかったことで、1打の余裕ができたハースは3オン、2パットで確実にパーセーブ。結局、1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダー67でラウンドし、2013年のAT&Tナショナル以来となる栄冠を勝ち取った。
2年ぶりの優勝はハースに一つの希望を与えることにもなった。今年10月に韓国で開催される米国選抜対世界選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」の主将をハースの父であるジェイ・ハースが務めることが決まっている。前週までのポイントランキングでは24位だったビル・ハースは今回の優勝で6位までランキングを上げ、「ザ・プレジデンツカップ」への出場に一歩近づいた。親子での出場を目指すビル・ハースに今後も注目だ。
その他上位には、トップと1打差の2位タイに、マット・クーチャー(米)、チャーリー・ホフマン(米)、ブレンダン・スティール(米)、S・J・パク(韓)、スティーブ・ウィートクロフト(米)の5人が並び、通算20アンダーの7位タイには、ウェブ・シンプソン(米)ら3人が入っている。
本日1/26(月)夜11時から放送の「PGAツアーダイジェスト」では、最終日の鍵を握る17番Par3と18番Par5に注目。過去4年間のピンポジションを参考にタケ小山プロが2ホールの攻略法を徹底解説。ぜひお楽しみに!
(写真提供:Getty Images)
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