東海岸から始まる石川遼にとってのRESTART、上位進出の鍵は?
2015年3月1日(日)午後6:34
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「久しぶりにすっきりした。」
2日目連続のサスペンデッドとなった「ザ・ホンダクラシック」。
第2ラウンドの未消化ホールのプレーを終えた石川遼がラウンドを振り返って口にした言葉が印象的だった。久しぶりに笑顔の石川を見たような気がする。
【第2ラウンドで65をマークした石川遼】
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優勝争いができるゴルフを目指す
(写真提供:Getty Images)
4戦連続の予選落ちから一転、10位タイと上位進出も狙える位置で決勝ラウンドを迎える石川だが、「(第2ラウンドのプレーは)スタート時間がラッキーだったし、運が良かった部分もある。良いショットが噛み合ってうまくいっただけ。それが噛み合なくてもスコアを大きく崩さないゴルフをしたい。」と胸の内は冷静だった。
そこには石川にとっての信念があった。
今年に入って常に同じ言葉を口にしていた。
「優勝争いが出来るゴルフを目指す」
どんな結果であっても、周囲から揶揄されることがあっても、石川の考えはぶれなかった。
昨年末のインタビューではこのようにも語っていた。「昨年シード権を取るまでは予選を確実に通過してポイントを重ねることだけを考えていた。シードが確実になってからは、優勝するには何が必要かを考えた。勝つためには英樹のようなショット力が必要。」
同世代の松山英樹という存在が“優勝"への貪欲さを掻立てた。
(写真提供:Getty Images) 10位タイで決勝ラウンドを迎える今大会は石川がにとって上位進出の鍵は?
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ゴルフネットワークで今大会の解説を務める佐藤信人プロは、「バミューダ芝の克服という意味では大きなターニングポイントとなる。」と過去2連続予選落ちをしていた今大会での予選突破を評価した。そして決勝ラウンドに向けては「バミューダでスコアを伸ばすにはティーショットが鍵を握る。」と分析。
今大会フィールド全体のフェアウェイキープ率の平均が54.56%に対して、石川は39.29%(フィールド全体の69位)と決して良い数字ではない。一方、第2ラウンドでフェアウェイキープ出来たのはわずかに4ホール(28.57%)にも関わらず、STROKES GAINED TEE TO GREEN(ショットのスコア貢献度)は6.040と非常に高い。石川が目指していたショットでバーディを穫るゴルフだ。
米ゴルフチャンネルの解説者も「第3ラウンドはリフト&プレイスが適用されるため、フェアウェイキープが重要になってくる。」と言っていたように、アイアンショットが好調の石川にとってもティーショットの精度が上がれば、更なる上位進出の期待が高まる。
今夜11時から放送の「PGAツアーダイジェスト」では、第2ラウンドの石川のプレーをたっぷりと振り返ると共に、2015年のスタッツから佐藤信人プロが石川のプレーを徹底解説。ぜひお楽しみに。決勝ラウンドは見やすい1時間ダイジェストでお届け!
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