R.マキロイに死角なし? グランドスラムに向けて復活の「66」
2015年3月21日(土)午後6:05
ベイヒルクラブ&ロッジで開催されているアーノルド・パーマー インビテーショナル presented by マスターカード。現地時間20日には大会2日目が行われたが、世界ランキングNo.1のローリー・マキロイが素晴らしいプレーを見せた。
インスタートとなったこの日、立ち上がりの10番をバーディとすると、16番でもピンそば1メートルにつけてバーディ。そして、バックナインの2番からは圧巻の5連続バーディを奪取し、8番こそボギーを叩いたものの、7バーディ、1ボギーで6アンダー66をマーク。通算8アンダーの6位タイにジャンプアップした。
(写真提供:Getty Images)
「ラウンドが進むにつれて、勢いがついていった。後半はパットが良く決まるようになった。パー5を昨日よりも上手くプレーできたこともあり、全体的にいいラウンドでトップ争いに絡むことができた。(5連続バーディについて)そういったことが出来ると、とても楽にプレーができるから、出来るだけ続けていきたい。(今週が初めてのベイヒルだが)日に日に回りやすくなっている。特にグリーン上でそれを感じる。朝のスタートでグリーンが良い状態だったので、自分の読んだラインを信じることができたのもあるが、パッティングには満足だ。週末も今日のようにプレーできれば、良い結果が期待できる」
多くの選手が「今週のベイヒルのグリーンはいつもと違う」と口をそろえるが、この日マキロイのパットが決まったのは、残した距離が短かったからだ。木曜日はグリーンに乗った時の残り距離が平均で9メートルだったのに対し、金曜日はより近い位置につけることができたため、パットの成功率が必然的に高くなり、今年の米ツアーでは初となる60台のスコアをマークすることが出来た。
さらに、WGC-キャデラックチャンピオンシップで3番アイアンを池に投げ捨てる原因ともなった、左へのひっかけはこの2日間見られていない。WGCではクラブの投げ捨てが大きくクローズアップされていたが、トータルドライビングとボールストライキングで3位に入っており、いくつかのショットを除き世界No.1の調子は悪くなかった。しかし、今週はボールを打つタイミングが問題だったこの“悪癖"までも改善しており、調子は完全に上向きと見ていいだろう。
キャリアグランドスラム達成がかかるマスターズまで、残り3週間。もはや死角がなくなったように見えるマキロイだが、前哨戦とも呼ばれる今大会で白星を挙げることはできるだろうか。
3月21日放送 ゴルフセントラルより
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