オーガスタの森に響き渡る大歓声が待ちきれない!
2015年4月9日(木)午後2:15
注目度もメジャー級の2015年マスターズ
いよいよマスターズ週がやってきました。毎年同じコースで行われている唯一のメジャー大会だけに、頭の中でそれぞれのホールを思い描き、様々な思い出の名場面がよみがえるファンも多いと思います。
今年で79回目となるマスターズトーナメント。2015年はいつになく注目のストーリーが多い大会となっています。
タイガー・ウッズの復帰
なんといっても一番気になるのは、マスターズでカムバックを決意したタイガー・ウッズ。
“最高レベルで競える準備が整ったことが嬉しい"と記者会見で述べたタイガーですが、果たしてその言葉通りなのでしょうか?
“時間さえあれば練習していた"と説明し、具体的にどんな調整をしたのかは語らなかったタイガーですが、2ヶ月という期間は充分だったと信じたい私達。 タイガーが自分本来のゴルフができない姿を最もさらしたくないのは、オーガスタ・ナショナルのはずですから、信じていいのかもしれません。
練習ラウンドでいつになく笑顔が多いタイガー。見守るギャラリーも笑顔。二人の子供をキャディに引き連れて、久々にパー3コンテストに出場したタイガー、時代の流れを感じます。
ローリー・マキロイ、グランドスラムへの挑戦
最も期待を寄せられているのは、すでにメジャー3冠、残すはマスターズだけとなったローリー・マキロイでしょう。
ゲーリー・プレーヤーがオーガスタを制するのに技術的には何の問題もないマキロイの精神力がこれまでで最も試される大会になるのは間違いありません。記録にこだわらないといっても意識しないわけにはいかないのが人間です。そのあたり25歳のマキロイがどう対処するかも楽しみです。
【関連リンク】 R.マキロイ、キャリア・グランドスラム達成なるか? トッププレーヤーたちの予想は?
雪辱を果たしたい松山英樹
今年は正真正銘の日本代表となった松山プロ。
プロとして初めて臨んだ去年のマスターズ、通算では3度目の出場でしたが、初日80と出遅れ、2日目に挽回するもカットラインに2打及ばず、初めて36ラウンドでオーガスタ・ナショナルを後にすることになってしまいました。
しかし、今年はアメリカ人ジャーナリストを含む多くが、松山プロを優勝候補に挙げています。それは喜ばしいことであると同時にプレッシャーでもあるかもしれませんが、そこは“我が道を行く"松山プロ。メモリアルトーナメントチャンピオン、世界ランク17位として乗り込んだ今年のマスターズで、去年の悔しさをぶつけて欲しいと思います。
オーガスタの森に響き渡る大歓声、今から待ちきれません。
グリーンジャケットをババ・ワトソンに着させてもらうのは誰なのか・・・
オーガスタ・ナショナルで一番たなびいている旗が日の丸であることを祈ります。
ゴルフネットワークでは、マスターズの情報を余すことなく臨場感たっぷりにお伝えする特別番組「LIVE FROM マスターズ」を、マスターズ開催週の4月7日(火)?13日(月)まで、連日お送りします!
注目選手の記者会見の模様やラウンド前後のインタビューなど、おなじみゴルフセントラルのリポーター・解説陣がマスターズの魅力に迫る!今年は現地コメンテーターとして佐藤信人プロが登場。
『LIVE FROM マスターズ』の詳しい放送日時はこちら
http://www.golfnetwork.co.jp/guide/original/livefrom/
筆者:Makiko Minoya
1995年 州立セントラルフロリダ大学 ジャーナリズム科卒業
1996年 ゴルフチャンネル入社(米フロリダ州オーランド)
好きなゴルファー:タケ小山プロ
(写真提供:Getty Images)
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