逆転優勝を狙うJ.スピース カギはパッティング
2015年3月29日(日)午後4:20
テキサス州で開催されているバレロテキサスオープン。第3ラウンドは強風が吹き荒れる難しいコンディションの中、1ストロークのリードを持ってスタートしたジミー・ウォーカーが3つスコアを伸ばし、後続に4打差をつけて今季2勝目に王手をかけた。
ウォーカーがPGAツアーにおいて54ホール消化時点でトップに立ったのは、これで4回目。過去3回を見ると、優勝が2回と2位が1回と好成績を収めている。しかし、PGAツアーでは過去9試合続けて、最終日をトップで迎えた選手が勝てない状況が続いているというデータもある。
(写真提供:Getty Images)
一方、単独2位につけたはジョーダン・スピース。最終日も強風となることが予想されているだけに、ウォーカーが大崩れしない限り、優勝の行方はこの二人に絞られたと見てもいいだろう。スピースは2週前のバルスパーチャンピオンシップでプレーオフの末に優勝。ツアー通算2勝目を挙げた。
このようなデータもある。スピースが最終日に最終組でプレーした世界中での過去4試合を見ると、昨年に日本で行われた国内ツアーのダンロップフェニックスで松山英樹に敗れた以外で3勝。さらに全てのラウンドで60台のスコアをマークしてる。
逆転へのカギはパッティングだ。スピースは左手を下にするクロスハンドグリップでパターを握っている。過去数年、彼がパッティングを得意としている理由をアーロン・オバーホルザー氏は「パッティングルーティンやラインを読み方だと思います。スピースのラインの読む力は抜群です」と分析。
さらに2014年ライダーカップ欧州代表キャプテンのポール・マクギンリーは「パッティングのスピードを調節する能力に優れている。ボールがしっかりと転がっています。全盛期のタイガー・ウッズや欧州で活躍するトーマス・ビヨーンに匹敵し、彼が打った瞬間これは入ると思える転がり方をしています」と話した。
しかし、マクギンリーは優勝予想を聞かれると「ウォーカーが逃げ切ると思います。様々なデータからも彼の安定感は抜群です」とトーナメントリーダーの有利は揺るがないと予想。果たして、日曜の午後にトロフィーを掲げるのは一体誰だろうか。
3月29日放送 ゴルフセントラルより
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