ストップ・ザ・ヨーロピアンなるか!?全米・全英オープン過去5年のトレンド
2013年5月3日(金)午前11:45
今季のメジャー第2戦「全米オープン」が現地6/18(木)に開幕します。
4月の「マスターズ」では21歳のジョーダン・スピースが圧巻のプレーを見せ完全優勝の快挙を成し遂げました。タイガー・ウッズが1997年にマークした大会最小スコアと並ぶ通算18アンダー、21歳8ヶ月でのマスターズ優勝はタイガー・ウッズに次ぐ2番目の若さ。メジャー初優勝を記録づくめのマスターズ制覇で飾ったスピースにはポストタイガー・ウッズとして米国内でも期待が高まっています。
【2015マスターズチャンピオンのJ.スピース】(写真提供:Getty Images)
スピースの快挙から一ヶ月後、全米中を沸かせた選手がもう一人。
第5のメジャーとも呼ばれ、PGAツアーのフラッグシップトーナメントとして開催される「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」。
大会最終日、難コースのバック9を相手にリッキー・ファウラーは15番からの上がり4ホールをバーディ、イーグル、バーディ、バーディと猛チャージを見せ一気にリーダーボードを駆け上がると、プレーオフも制して見事ツアー2勝目を飾りました。大会前に行われた某雑誌社の「PGAツアーで最も過大評価されている選手は誰か?」というアンケートで第一位に選ばれるという汚名を晴らした優勝でもありました。
【ザ・プレーヤーズ選手権で大逆転優勝を飾ったR.ファウラー】(写真提供:Getty Images)
この2ヶ月で、世界ランキング1位のローリー・マキロイを含むスピース、ファウラーの3人は“新御三家"として世界中のゴルフファンに注目をされることになりました。
ストップ・ザ・ヨーロピアンなるか!?全米・全英オープン過去5年のトレンド
【昨年の全米オープン覇者 ドイツのM.カイマー】(写真提供:Getty Images)
ゴルフネットワークで6/2(火)より放送される「ゴルフセントラルスペシャル」では、「?レックス倉本徹底解説!2015男子メジャー編?」と題して、全米オープンと全英オープンの見所をお伝えします。
今年の全米、全英を誰が穫るのか!?注目が集まるところですが、「全米オープン」の過去5年の優勝者を振り返ってみると2012年のウェブ・シンプソンを除き、昨年のマーティン・カイマーをはじめ、4人がヨーロピアンツアー出身の選手です。
【全米オープンゴルフ選手権 過去5大会の優勝者】
2010年 G.マクドウェル(E)ぺブルビーチゴルフリンクス
2011年 R.マキロイ(-16)コングレッショナルカントリークラブ
2012年 W.シンプソン(+1)オリンピッククラブ
2013年 J.ローズ(+1)メリオンゴルフクラブ
2014年 M.カイマー(-9)パインハーストリゾート
タフなセッティングとして有名な全米オープンですが、2011年、14年はビッグスコアでの優勝となっています。今年は全米オープンが初めての開催となるワシントン州のチェンバースベイで行われます。どのようなセッティング、スコアとなるのか注目です。
【昨年の全英オープン覇者 北アイルランドのR.マキロイ】(写真提供:Getty Images)
そして、リンクスを舞台に繰り広げられる全英オープン。全米オープンと違って雨や風など自然との戦いにもなります。
「全英オープン」の過去5年の優勝者を振り返ってみるとヨーロッパ勢が2名、米国では2013年のフィル・ミケルソン一人、その他は南アフリカ勢が優勝する展開になっています。今年の全英オープンは5年ぶりに、セントアンドリュースオールドコースで開催されます。
【全英オープンゴルフ選手権 過去5大会の優勝者】
2010年 L.ウーストヘイゼン(-16)セントアンドリュース
2011年 D.クラーク(-5)ロイヤルセントジョージス
2012年 A.エルス(-7)ロイヤルリザム&セントアンズ
2013年 P.ミケルソン(-3)ミュアフィールド
2014年 R.マキロイ(-17) ロイヤルリバプール
スピースのメジャー2勝目、ファウラーのメジャー初制覇はあるのか!?米国期待の二人がマキロイらヨーロッパ勢を相手にどのような戦いを見せてくれるのか“新御三家"の戦いが今から楽しみです。
昨年のリベンジに燃えるファウラー「今年こそメジャー制覇を」
【初のメジャー穫りを狙うR.ファウラー】(写真提供:Getty Images)
今年のマスターズは12位で終わったファウラー。昨年は全米、全英で二戦連続2位になるなど、メジャー制覇へあと一歩のところまで迫りました。同一年度の4大メジャー全てでトップ5入りという大記録はジャック・ニクラス、タイガー・ウッズに次ぐ史上3人目となる快挙でもありました。
「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」でビッグタイトルを手にしたファウラー、自然とメジャー穫りにも期待が高まります。
【リッキー・ファウラーの2014年メジャー成績】
マスターズ:5位T(-2)
全米オープン:2位T(-1)
全英オープン:2位T(-15)
全米プロゴルフ選手権:3位T(-14)
2014年海外メジャープレイバック「リッキー・ファウラーが打ち立てた知られざる大記録とは?」
「新しい目標を立てる」世界No.1の苦悩を乗り越えた王者マキロイ
【メジャーに照準を合わせる王者R.マキロイ】(写真提供:Getty Images)
昨年の「全英オープン」優勝を皮切りに世界王者の地位を確固たるものにしたマキロイ。昨年から今年のマスターズまでの成績を振り返っても、2014年はメジャー2勝のほか、全てトップ25に入っています。このようにメジャーで結果を出しているのは、メジャーに照準を合わせてしっかり調整を取っているからと言えるでしょう。
世界王者としてメジャーでは必ずと言っていいほど優勝候補の筆頭に名前を挙げられるマキロイですが、ゴルフセントラルのインタビューでは「頂点に立って目標を無くし戸惑った。それでも今は、目標を達成したらすぐに新しい目標を立てるようにしている。」と王者ゆえの苦悩を乗り越え、メジャーに向けて万全の状態であることが伺えます。
【ローリー・マキロイの最近のメジャー成績】
2014年 マスターズ:8位(E)
2014年 全米オープン:23位(+6)
2014年 全英オープン:優勝(-17)
2014年 全米プロゴルフ選手権:優勝(-16)
2015年 マスターズ:4位(-12)
ゴルフセントラルSP「レックス倉本徹底解説!2015男子メジャー編」6/2(火)放送
「ゴルフセントラル」特別編の2015年第2弾。この夏注目の「全米オープン」、「全英オープン」2つのメジャートーナメントに焦点を当てる。世界No.1ローリー・マキロイのインタビューのほか、マキロイvsファウラーのスイング比較、全米オープン初開催となる「チェンバースベイ」攻略法など全米オープン、全英オープンの見所をたっぷりと紹介します。そして4月のマスターズで5位タイに入る活躍を見せた松山英樹がメジャーを制するためには何が必要なのか?レックス倉本が徹底解説。
第115回 全米オープンゴルフ選手権」全ラウンド42時間を超える生中継!
ゴルフネットワークでは、今年も「全米オープンゴルフ選手権」をゴルフ専門チャンネルならではの全ラウンド長時間生中継でお届けします。
※注意※
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