若手ではなくベテラン フィル・ミケルソンを選んだJ.ハース
2013年2月15日(金)午前8:30
年間王者を決める戦い、米男子ツアーのプレーオフシリーズも残り2戦となり盛り上がりを見せているが、10月に初めてアジアで開催されるザ・プレジデンツカップも出場メンバーが決まり、本番ムードが強まってきている。
アメリカチームで注目が集まったのはジェイ・ハース主将のキャプテンピックだ。最終的に彼は息子であるビル・ハース、そして大ベテランのフィル・ミケルソンを指名した。今年のメジャー4大会のうち3つを制したジョーダン・スピースとザック・ジョンソンがチームの中心になると見られるアメリカチームは過去の戦績で8勝1敗1分けと圧勝。唯一勝てなかったのは1998年大会のみだ。
キャプテンピックによりメンバー入りしたミケルソンが初めてアメリカ代表となったのは1994年のザ・プレジデンツカップ。来年のライダーカップを見据え、若いメンバーを選ぶべきとの声もあったなかでのベテランレフティの選出はどのように考えられているのだろうか。
ジョン・フェイスタイン
「意見が2つに分かれたことは理解できます。もしキャプテンのジェイ・ハースが来年のライダーカップのことを考えているのであれば、ブルックス・ケプカを指名したでしょう。そうすれば、ライダーカップの前にチーム戦を経験できるからです。ですが、私はキャプテンが今大会で勝つことだけを考えていると思うので、フィル・ミケルソンが選ばれたことに納得できます。デレク・ジーターやカル・リプキンがピークを過ぎたキャリアの終盤でもメジャーリーグのオールスターに選ばれたのと同じです。ミケルソンも年に渡りアメリカを代表し続け、毎回自力でチーム入りを果たしていました。今まで見せたリーダーシップや、若い選手への対応を見ればジェイ・ハースが指名したことも理解できます」
チームのまとめ役、そして精神的支柱としての役割を期待されているフィル・ミケルソン。対するインターナショナルチームには松山英樹がメンバー入りし、こちらもチームの中心的役割を担うことが期待されている。プライドとプライドがぶつかる戦いが間もなく開幕する。
9月16日放送 ゴルフセントラルより
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