【動画】松山、「70」で19位タイにジャンプアップ 世界5位R.ファウラーが優勝に王手
2013年5月5日(日)午前10:30
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米男子ツアーのウェルズファーゴ チャンピオンシップが現地時間6日、ノースカロライナ州クエイルホロークラブで第3ラウンドの競技を終了。松山英樹は2アンダー70とスコアを伸ばし、通算1アンダー19位タイに浮上して最終日を迎えることとなった。
予選ラウンドをカットライン上の62位タイで突破した松山。ムービングサタデーとなったこの日は、立ち上がりの1番から連続バーディと最高のスタートを切ると、3番はボギーとしたものの、7番パー5でもしっかりとスコアを伸ばして前半を2アンダーでハーフターン。後半は12番から連続ボギーを喫したが、14番で2メートルを沈めてバーディとすると、終盤の17番パー3ではグリーンエッジからの2打目を直接決めてバーディ。5バーディ、3ボギーの内容で一気に浮上し、今季5度目のトップ10入りを射程圏内に捉えた。
ジャンプアップとなったラウンドを振り返り、松山は「フルショットするような、アイアンなどはある程度良い方向にきている」と話したものの、一方で課題に挙げたのは前日に続いてアプローチやパターのショートゲーム。問題は「技術的な部分もある」と語った。17番ではチップインもマークしているが「(ショートゲームの不調が)帳消しになるほどの難しいアプローチじゃない」と苦笑い。それでも最終日は「ショットに自信をもって打てるように」とさらなる上位進出を狙う。
リーダーボードのトップは、世界ランキング5位のリッキー・ファウラー(米)。3打差5位タイから出ると、7番まではパープレーが続いたが8番から連続バーディを奪取。後半は勢いそのままに10番でスコアを伸ばすと、2つボギーを叩いた後の14番から3連続バーディをマークし、ベストスコアタイとなる4アンダー68でホールアウト。翌週には連覇を狙うザ・プレーヤーズ選手権(5月12日?15日/フロリダ州TPCソーグラス)が控えるが、その前に弾みの1勝を手にすることができるだろうか。
トップと1打差の単独2位にはロベルト・カストロ(米)。通算7アンダー3位タイには、ジャスティン・ローズ(英)とジェームス・ハーン(英)がつけている。連覇を狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)は、5バーディ、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー73とスコアを落としたものの、アダム・スコット(豪)、フィル・ミケルソン(米)らと並び通算1アンダー19位タイに浮上している。
【見逃し配信】2015-16ウェルズファーゴ チャンピオンシップ
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ウェルズファーゴ チャンピオンシップ 放送予定
3日目 5月8日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 5月8日(日) 深夜2:00?翌午前7:00※最大延長午前10:00まで
最終日 5月9日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images