番組制作スタッフがフロリダから発信するユニークなゴルフ最新情報!
2014年11月12日(水)午後1:52
米フロリダ州オーランドより番組制作スタッフが、独自視点でお届けするユニークなゴルフ最新情報!
PGAツアー「AT&Tペブルビーチ ナショナル プロアマ」は、ジミー・ウォーカーのシーズン3勝目で幕を閉じました。
決して派手ではなく口数も少ない選手ですが、よくプロが使うフレーズ
“LET THE CLUB TALKING”「とにかくゴルフを見てくれ」
といった感じで、存在感を高めつつあります。
ツアーのビッグネーム達も、油断しているとフェデックスカップレースで、ウォーカーに更に差をつけられかねません。
そういう意味でも、これから世界ランキング上位陣が多数参戦するトーナメントが増えてくるので、見応えのあるシーズンになりそうです。
さて、現在、非常に盛り上がりを魅せるソチ五輪ですが、冬季オリンピックでは史上最強といわれる日本チーム。これから、どれだけメダルを獲得できるか楽しみですね。
アメリカの金メダル候補の一人であるショートトラック・スピードスケートのJ.R.セルスキー選手(23歳)は、大のゴルフ好きだそうです。顔は日本でモテそうなカワイケメン系。
ポーランド系アメリカ人の父とフィリピン系アメリカ人の母との間に生まれたセルスキー選手にとって、ゴルフは気晴らしになるとのこと。
80代前半で回り、ベストスコアは79。
80を切った日は、スコアは気にせず楽しもうと、いつもとは違う姿勢でラウンドしたそうです。
そう思ってもなかなかできるものではありませんが、やはりスコアを意識すると自己記録更新は遠ざかりますよね。
さらに興味深いなと思ったのは、ゴルフの体重移動がスケートに役立つという点。
また、力を入れるとボールが飛ばないのと同じで、氷を蹴るとかえってスピードが落ちると言っていた点です。
なんとも耳が痛いというか、確かにボールが気持ちよく飛んでいくときは軽い感触ですよね。
“アンダーパーで回るほうが金メダルを取るより絶対難しい”と言うセルスキー選手。
まだ23歳ということを考えると、金メダルGETもパーをブレークするのも充分可能な気がします。
まずは、ソチでどこまでやってくれるか楽しみです。
筆者:Makiko Minoya
1995年 州立セントラルフロリダ大学 ジャーナリズム科卒業
1996年 ゴルフチャンネル入社(米フロリダ州オーランド)
好きなゴルファー:タケ小山プロ
[画像は全て©Getty Images]