シーズン平均75.49%・・・フェアウェイキープ率1位は48歳のあの選手 「ティーショットの結果を入力して、上達に活かそう」
2015年3月28日(土)午後9:00
昨季のPGAツアー「フェウェイキープ率ランキング」の1位はデビット・トムズ(48歳)でした。トムズは2001年の全米プロゴルフ選手権チャンピオンでPGAツアー通算13勝を誇るアメリカを代表するプレイヤーです。2002年にメキシコで開催されたワールドカップではフィル・ミケルソンとのコンビで日本の伊澤利光・丸山茂樹ペアと優勝争いを繰り広げるなど日本でも馴染みのある選手です。昨年の「クラウンプラザインビテーショナル at コロニアル」では3日目を終えて松山英樹と並び首位に立ち、最終日最終組でプレーしました。結果、二人とも優勝戦線からは脱落してしまいましたが、その一週間後の「ザ・メモリアルトーナメント」で松山が見事PGAツアー初優勝を成し遂げたことは記憶に新しいです。
653回/865回 デビット・トムズの安定感
(写真提供:Getty Images)
そのトムズは昨シーズン20試合に出場し、ティーショットはなんと865回中、653回フェアウェイをキープ。その確率75.49%・・・一年間のシーズンを通してこの結果ですから想像を超える数字です。また、昨シーズンだけにとどまらず、今シーズンもフェアウェイキープ率は75.90%で現時点(2015.03.27付)でランキング2位につけていることからも、ティーショットの安定した精度の高さが伺えます。一方でドライビングディスタンスは275.1Y(173位)と飛距離が出る選手ではありません。世界ランキング上位者を見ても最近のPGAツアーは飛距離重視の傾向もありますが、アマチュアゴルファーにとってはティーショットの良し悪しは大きくスコアに影響します。
スコア管理アプリ「GOLF NETWORK PLUS」に登録されている会員全体のフェアウェイキープ率平均は38.44%(2015.03.27時点)と、ツアープロと比較してもいかにフェアウェイキープに苦戦しているかがわかります。スコアアップを目指すアマチュアゴルファーにとっては、トムズのように「先ずはフェアウェイ」を目指したいところ。
当然コースの形状や天候、セッティングによってフェアウェイキープの難易度も変わってきますし、最近ではスコアへの貢献度を図る「ストロークゲインド」といったスタッツも浸透しつつあり、一概にフェアウェイキープ率だけの数字を見て良し悪しは言えませんが、ティーショットの精度を分析する上ではとても参考になる指標です。
アプリを使って自分のフェアウェイキープ率をチェックしてみよう
スコア管理アプリ「GOLFNETWORK PLUS」ではスコアやパット数はもちろんですが、紙のスコアカードにはない、ティーショットの番手を入力することが出来ます。パー4やパー5では、フェアウェイキープの有無と左右どちらに外したかも入力できます。また、OBや池、バンカーに入った場合もチェック可能です。
アプリに入力するだけで、あとは自動集計されるので、簡単に自分のフェアウェイキープ率を見ることが出来ます。
ラウンド中に入力する場合はティーショットを打った後、もしくは2打目地点に向かう際、カートの移動中などスロープレーにならないよう気をつけましょう。「ラウンド中にそこまで入力できない・・・」という方には、スコアカードに簡単にメだけしておいて、自宅に帰ってからゆっくりとスマホもしくはパソコンで入力することもおススメです。
PC版では、登録された自分のデータの中から「フェアウェイキープ コース ランキング」といった面白いランキングも見ることが出来ます。コース別のキープ率の違いから新たな上達のヒントが見つかるかもしれません。
自分の球筋やミスの傾向を客観的に分析出来る!
ここからは、ティーショットの番手と方向を入力するメリットをご紹介します。
フェアウェイキープ率などティーショットの結果を「GOLFNETWORK PLUS」で入力すると、そのラウンドの成績をより客観的に把握できます。
スコアカードを見て、スコアやパット数を確認すると、その日のゴルフが思い出されます。
「ここのトリプルボギーがなければな」とか、「3パットしたホールがこんなにあるのか」といった具合に、反省点も見つかるはずです。
それに加えて、ティーショットの良し悪しがわかると、より具体的な課題を見つけることが出来ます。「自分はドライバーが得意だ」と思っている人も、集計してみると、フェアウェイキープ率は思ったほどではなかったりします。
「GOLFNETWORK PLUS」では、左右どちらのラフに外したかも入力できるので、自分がどちらに行きやすいのか、自分の球筋の傾向をつかむことが出来ます。もし、ボールがスライスして右方向ばかりにティーショットが外れている場合は、ティーショットの狙いを左目に設定して、スライスボールを持ち球に攻めることも考えられるわけです。
またトリプルボギーやダブルパーを打ってしまっているホールは、大抵、ティーショットで大きなミスになっているものです。大叩きしたホールが、ティーショットのミスによるものなのか、グリーンに近づいてからのミスなのかを把握することで、自分の課題を見つけることが出来ます。
グリーンに近づいてからのミスが多ければ、アプローチやパッティングなど、ショートゲームを練習します。ティーショットが不安定ならドライバーを練習しつつ、プレッシャーのかかるホールは3番ウッドやユーティリティーでティーショットして、リスクを回避する戦略もスコアアップに繋がります。
自分なりの分析を加えることで更なるレベルアップを
(写真提供:Getty Images)
上達志向のゴルファーであれば、更に細かい分析をすることも可能です。
例えば、18ホール中、池がらみであったり、OB杭がせり出して狭かったホールが何ホールかあったとします。そんなプレッシャーを感じたホールでのティーショットの成績をチェックしてみましょう。どちらかの方向に外す傾向があれば、「自分はプレッシャーがかかった時のドライバーが、右にいきやすいんだな」などといった、発見があるかもしれません。それを練習や次のラウンドに活かしたいところです。
ドライバー以外のクラブを多用するゴルファーであれば、ドライバーとその他のクラブとの成功率を比較してみるのも良いかもしれません。
また、パー3で番手を入れておくのもラウンド分析に効果があります。
パーオン率もチェックできるので、どの番手だとどのくらいグリーンに乗るのか、パーオンの確率を知ることが出来ます。90切りを目指すゴルファーなら、8番アイアン以下のショートアイアンを持った時に、パーオン率を半分くらいを目標にしたいところです。
自分のゴルフの傾向を知るには、こうした客観的なデータが有効です。
上手く活用することによって、上達のスピードもグッと上がります。
「GOLFNETWORK PLUS」で、ティーショットの結果をぜひつけてみてください。
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