倉本昌弘プロの金言集vol.03「傾斜地は自分がスイングしやすいことが大切」
2014年12月30日(火)午前2:44
ゴルフ管理スコアアプリ「ゴルフネットワークプラス」を活用した、レッスン番組「ゴルフdataでスコアアップ!」。12月、1月は永久シード保持者の倉本昌弘プロが登場!
番組では「ゴルフネットワークプラス」を活用することで得られる分析結果を活用して、倉本プロが一般アマチュアをレッスン。短時間で効果抜群のレッスンは必見です。
倉本式飛距離アップ体操
倉本プロがゴルフネットワークプラスでの分析結果を見たところ、飛距離が充分でないためパーオン、ボギーオンする確率が低いと診断。
倉本プロが飛距離アップのために伝授したのは、クラブを持たずに行う動き。
最初に直立して立ち、足踏みをするところからはじめます。
次に足踏みに手の動きを加えます。
右足を踏み込んだと同時に、その反動で両腕は右に振られます。
同じく、左足を踏み込むと、その反動で両腕が左に振られます。
足踏みを繰り返すことで、両腕がブラーン、ブラーンと左右にふられます。
この動きに身体の回転が加わります。
右足を踏み込んだ時、両腕は右に振られていき、その勢いで胴体は右方向に回転します。反対に、左足を踏み込んだときは、両腕が左に振られて、胴体も左に回転します。
このダンスのような足踏み体操を繰り返すことで、身体の大きな回転の力を利用することが出来る様になります。
倉本プロ:
「この動きはスイング時の“体の体重移動と腕の同調"につながります。これが出来るようになると、腕の力が抜けて体の回転でボールが打てるようになってヘッドスピードが出るんです。」
右→左→右のリズムで、実際にボールを打ってみると、たしかに以前よりもドライバーの飛距離が伸びてきました。ボールも高く上がり、勢いが増しています。
スピーディーでコンパクトに打つ倉本プロのショットの極意が、この体操(右→左→右で足踏みしながら打つリズム)にあるようです。
【動画】「倉本式飛距離アップ体操」
セオリーにとらわれず自分がスイングしやすいことが重要
傾斜地でのショットが苦手なアマチュアゴルファーは多いはず。
傾斜地に平行に立つというセオリーがありますが、倉本プロはそうではなく最初に打ちやすいように準備することが重要だと言います。
倉本プロ:
「傾斜地では、傾斜に対して平行に立つというレッスンがありますが、私の考えは違います。平行に立つやり方では立つのにも苦労するような急な傾斜に対応できないと考えます。」
「私のやり方は、地面と鉛直(※えんちょく)に立つのが基本。地球の重力に対して垂直に立つイメージです。そこから、傾斜でもより打ちやすいようにアドレスを調整します。セオリーにとらわれず、より自分がスイングしやすいアドレスを見つけるのが重要です。」
※鉛直(えんちょく)とは:物体をつり下げた糸の方向。重力の方向。水平面に垂直であること。
傾斜地でのアドレスの作り方
例えば急な左足下がりの斜面。
倉本プロはまず目標に正対して、意図的につま先下がりの状況をつくります。
そこからボールを中心に左に回り込むように少しづつ動きます。回りこむことで、目標方向が正面から左に移ります。
そして、そのボールに対して仮にアドレスを取ってみます。
少しづつ左に回り込みながら、仮のアドレスから自分がより打ちやすい体勢を見つけていきます。
クラブがより振りやすい体勢が見つかったら、そこにアドレスしてクラブフェースを目標方向に向けます。
その体勢は一般的に左下がりと言われている状況よりもずっとオープンスタンス。傾斜なりに立つよりも、この方がスイングしやすくなります。
実際にそのアドレスからボールを打つと、目標方向にナイスショット!
セオリーとは異なる魔法のようなレッスンに、撮影スタッフからも驚きの声があがりました。
即効性の高い倉本プロのワンポイントレッスン。
ぜひ番組でチェックしてみてください。
「ゴルフdataでスコアアップ!倉本昌弘編」絶賛放送中!お楽しみに。
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