【レッスン】体とクラブを分けて考えよう！
2015年8月21日（金）午後5:36
ゴルフネットワークで絶賛放送中のレッスン番組、「プレ男（メン）レッスン」。
“テクニックを学ぶだけがレッスンではない"。
選ばれたプレミアムな男たちによる、上達への厳選メソッドを紹介する番組です。
9月の「プレ男（メン）」は、江連忠プロ。数々のトッププロを成功に導いた、日本におけるプロコーチの第一人者です。
番組では、ゴルフネットワークでおなじみの皆藤慎太郎アナとともに、江連流スイングの真髄を4回にわたって紹介します。最終回の第4回は、過去3回の集大成。舞台をETGA山梨校に舞台を移し、練習場で実際にボールを打ちながらのレッスンです。
体とクラブをわけて考えてみる
4回めのテーマは「体とクラブを分ける」。
アマチュアゴルファーの目標は人それぞれ。
「100」を切りたい、「90」を切りたい、またはパープレーで回りたいなど、レベルによって様々な目標があります。
江連プロは、「ドライバーの飛距離が230ヤードあれば、ハンデ0（ゼロ）までにはなれる」といいます。
230ヤードというと、もう少し飛ばさないと難しいのでは？と考える人も多いと思いますが、230ヤードをフェアウェイに打てれば、ハンデゼロまでいけるというのが、江連プロは、「僕を信じてください」と力説します。
まずは、江連プロが230ヤードのお手本ショットを披露。
力感の抜けた、軽い感じのスイングでナイスショット。
そして、江連プロは次にクラブを持たずにアドレスし、そのショットと同じようなスピードでスイングします。さらに、腕を胸に当てて、体の動きだけでスイングしてみます。
体の動きだけを見てみると、とてもシンプル。
皆藤アナも「これなら出来そうな感じがする」とクラブがない状態でのシンプルスイングに驚いている様子。
アマチュアの多くの方が、腕を振るために力んでいると、江連プロは指摘します。
「腕に力が入る」、「重力が使えない」（※クラブの重さをかんじられない）、「遠心力が使えない」というのが、その典型的なスイング。これらの傾向は全てクラブヘッドの減速につながり、飛ばそうとしていながら、結果としてボールが飛ばせないスイングになってしまっているのです。
ボディードリルで、ナイスショット！
江連プロの考える良いスイングの条件は、1.リズム感があって、2.バランスがいい、そして3.ヘッドが加速しているということです。
ヘッドが加速しているということは、関節を軟らかく使えているということ。体をうまく使うことが良いスイングにつながります。
ヘッドを加速させてボールを打つには、ダウンスイングで左足をぐっと踏み込んで打つことが必要です。この際、右サイドのバランスが良くないと、しっかりと左足にステップ出来ません。思い切ってステップし、右足のつま先がフォローでこすれるくらいに大きく踏み込みます。
「体のかっこいい動きが、自然といいスイングになるんですね」と皆藤アナ。体だけで行なう素振りでも、スイングのかっこよさが見て取れます。
体の動きを習得するのに、有効なのがクラブをかついで素振りをする「ボディードリル」。
大きくステップしながら、スイングします。
そしてもうひとつのドリルが、クラブ2本を持って素振りするドリル。
悪いスイングでは、スイング中にクラブがあたり、左右の腕がケンカしている状態になります。
2本のクラブが1本のクラブのように同調するように、下半身主体でスイングします。
クラブと体を一旦切り離し、体主体の練習をすることで、かっこいいスイングが身につくのが江連流の極意。
過去3回のレッスンと合わせて、その効果を是非試してみてください。
【放送予定】「プレ男レッスン」
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