レッスン

「GOLF NETWORK PLUS」80万ユーザーの金言集Vol.2　「それぞれのカベを破るスキルがあるんです」

2015年9月20日（日）午後6:35

　ゴルフネットワークが提供するスコア管理アプリサービス「GOLF NETWORK PLUS」は、おかげさまで12月には会員数80万人を突破いたしました。そこで、「GOLF NETWORK PLUS」ユーザーのみなさんに実施したアンケートから、みなさんのナマの声を通じて「上達のツボ」を「金言集」としてまとめました。

【PR】レッスン動画が見放題！「スコアアッププラン」

「それぞれのカベを破るスキルがあるんです」　?Case.01 仙太郎さん?

■仙太郎さんのプロフィール
・ゴルフ歴：21年以上
・平均スコア：85
・年間平均ラウンド数：15
・ゴルフネットワーク：ケーブルテレビで視聴
・よく使う「GOLF NETWORK PLUS」機能：ゴルフ場検索

　世のゴルファーたちの前に立ちはだかり、誰もが崩すのに苦労してきた、硬くてぶ厚い「スコアのカベ」。仙太郎さんは「カベというよりは、そのスコアを破るためのスキルがそれぞれある」と言います。そのスキルとは、「『100切り』には左右への打ち分け、『90切り』にはグリーン周り、『80切り』はスイングイメージ」だそうです。

「遊びながら」スキルをつけていく

　「『左右打ち分け』は、当時尊敬してレッスン書を読みあさっていた青木功さんの影響から、早い時期に遊びでやっていました。むしろ、曲げ幅を小さくすることに苦労しました。このゾーン（100切り）の人は、ミスをしないことよりもリカバリーが大切だと思います」

　確かに、プロのようなドロー・フェードとはいかなくても、フック・スライスを打つことができれば、実戦で役立つ場面が多いかもしれません。右あるいは左にだけは打ってはいけないホールで、最悪のミスを回避する。あるいは、前方に障害物があっても、フックやスライスをかけてグリーン方向に持っていくなど…初心者はボールを曲げないことを意識しがちですが、逆に「動かす」ことを覚えると、プレーの幅がぐっと広がるかもしれません。

　90切りの『グリーン周り』も、「遊びながら」イメージを作っていくことがポイントのようです。

　「『グリーン周り』は、練習場でバンカーを見つけると、その周囲でコツコツと、ランニングを中心に落とし所を考えて、傾斜やイメージを変えて、遊び感覚でアプローチを練習しました。すると、『第２打をあそこまで運べば最悪でも５で上がれる』と計算できるようになり、攻めることが簡単になったんです。その結果、88が出ました」

練習場で18ホールをラウンドしているイメージで2球づつ打つ

　80を切るとなると、状況に応じて普段とは違うスイングが必要になるため、あらかじめいろんなパターンを練習しておくことが大切と仙太郎さんはいいます。

　「スイングイメージですが、練習場ではゆっくり振る・速く振る、大きく振る・小さく振る、力をいっぱい入れる・入れないの両極を、納得いく球筋と打感が出るまで打ちました。そしてコースでは、とにかく振りに無駄をなくす。ライ、傾斜、風など、状況別にやってはいけないこと、またできることを小さく振ることから少しずつ覚えていきました。」

　さらに、練習場で「仮想ラウンド」を行うことでより質の高い練習ができるといいます。

　「イメージトレーニングとして、ドライバーから寄せまでを、練習場でホームコースの18ホールをイメージしながら、2球打ちでラウンドしていました」

　仙太郎さんご自身は、スコア管理の分析からセカンドショットの精度が現在の課題と捉えてます。課題解決のために　苦手なクラブをとにかく使って、小さく振ること、そしてイメージの出るまで練習に取り組んでらっしゃるようです。

　練習場に行くと、打った球数の多さで満足してしまいがちですが、「量より質」という意味では、仙太郎さんの仮想ラウンドは非常に役立ちそうです。