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【レッスン】手首の動きをマスターして正確性アップ!

2015年10月2日(金)午後0:27

ヨーロピアンツアー参戦経験を持つインストラクター、マーティン・ホールのレッスン番組「スクール・オブ・ゴルフ」。毎週、初心者から上級者まで、あらゆるレベルのゴルファーの質問にも答えてレッスンします。

今回のテーマは、「正確性をアップさせる手首の動き」です。

ショットの正確性をアップさせるには、手首の動きが重要。手首はコッキング(上下の動き)したり、甲側・平側に折れたり、また回転したりと複雑な動きをしますが、スイング中は、これらが正しく動かなければいけません。そこで生体力学を元にしたドリルで、正しい手首の動かし方を学びましょう。

フェースの動きを理解しよう

まずは、ゴルフクラブのヘッドにX、Y、Zの座標を示す棒を装着します(写真1参照)。

写真1
 

ジャスティン・ローズなどショットの名手に共通することは、ダウンスイングでフェースが徐々に閉じるということ(写真2、3参照)。写真の白い棒を見ると、フェースの動きが非常に分かり易くなります。

写真2
 
写真3
 
ハンガーを使って手首の動きを理解しよう

左手でクラブと一緒にハンガーを握り、ハンガーが右腕に当たるようにセットアップ(写真4参照)。

写真4
 

そして右腕にハンガーを当てたままテークバックし、スイング中にリードする左腕にハンガーが当たるようにします(写真5参照)。

写真5
 

このままだとフェースは閉じてしまいますが、これに身体の回転を合わせると、インパクトでフェースはスクエアに(写真6参照)。つまり、身体を回転させるので、フェースは閉じる必要があるということなのです。全てのトッププロはこの動きをしています。ハンガーを使ってこの感覚を身につけましょう。

写真6
 
実際にスイングしてみよう

まず、ハンガーを右腕に当てたままトップまでバックスイング(写真7参照)。

写真7
 

そしてダウンスイングでハンガーは左腕に当たります。ここで身体の回転を合わせると、インパクトでハンドファーストになりながら、フェースはスクエアに(写真8参照)。

写真8
 

ツアープロのようなボディターンをマスターするには、手首の動きを理解しなければならないのです。

スクール・オブ・ゴルフ #134より

 

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