【レッスン】ヘッドスピードアップのためのドリル?「あすゴル！」#191?
2015年12月16日（水）午後3:28
ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく「あすゴル！」。
シーズン8では、モデルの三枝こころさんをゲストに迎え、栃木県のイーストウッドカントリークラブで収録。 ゴルフが大好きという三枝さんは、ベストスコアが「78」の上級者。番組では内藤コーチのメソッドを吸収して、みるみる上達されてます。
ジェイソン・デイのように飛ばす！
今回のテーマは、「ヘッドスピードアップのドリル」。 ヘッドスピードが上がれば、それだけボールの初速が速くなり飛距離アップにつながります。
内藤コーチがお手本として取り上げたのは、ジェイソン・デイ。始動からフィニッシュまでのスピードが非常に速いのが特徴です。
ジェイソン・デイのスピードはヘッドがついていないかのような速さ。デイのスイングを真似するのは不可能ですが、ヘッドがついていなければ速く振ることが可能になると、内藤コーチは説明します。スイングスピードを上げて、ボールを大きく飛ばす、即効性のあるレッスンを紹介します。
重いものと軽いものを交互に振る
ヘッドがついていないシャフトだけのものや、ヘッドを逆さに持ちグリップ側を振るなどすると、非常に速く振ることができるのがわかります。
内藤コーチのレッスンでは、まずクラブを2本持ち、ウォーミングアップを行います。
2本のクラブの重さを感じながら振ります。重さを利用すると、自然と下半身でリードする感覚も得られます。
2本で振るときは、フォームはあまり気にせず、身体を捻ることに集中しながらゆっくりと上げて、ゆっくりと振るのがポイントです。
重いものを振ったら、次は軽いものを振ります。
ヘッドが着脱できるクラブでシャフトだけを振るか、なければクラブのヘッド側をもって振ってみるといいでしょう。
いきなり強振すると身体を痛めます。最初は軽く振るのが重要です。インパクト直前からぐっと加速します。インパクト以降にビュンという音がするのが正しい動きです。
普段に比べると、非常に速いヘッドスピードで振ることが出来ます。
ヘッドスピードがアップして、飛距離の新記録達成！
軽いものを振ってスピードを体感したら、実際にボールを打ちます。ボールを前にすると当てようとして減速しがちなので、まずはティーを打つ練習をして、その勢いでボールを打ってみます。
ドリルを行って、速いスイングスピードを身につけた三枝さんは、見事なドローボールで過去最長飛距離をマーク。即効性があり、大きく飛距離アップできるドリルです。
ポイントは最初に重いものを振って、身体の可動域を広げ、捻転できる状態を作っておき、次に軽いものでスピードを体感することです。いきなり軽いものでは、手打ちになりやすくなります。重いもので体幹を使った大きな捻転を身体に身につかせることで、スピードアップの効果も大きくなります。
ドリルで体感したスイングは、速くしかも軽く飛ばせます。
番組を見て、ぜひヘッドスピードアップのドリルにチャレンジしてみてください。
あすゴル！#191より
【放送予定】「あすゴル！」
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