レッスン

「GOLF NETWORK PLUS」80万ユーザーの金言集Vol.3　苦手なバンカーをユニークに克服

2015年12月14日（月）午後4:57

　ゴルフネットワークが提供するスコア管理アプリサービス「GOLF NETWORK PLUS」は、おかげさまで12月には会員数80万人を突破いたしました。そこで、「GOLF NETWORK PLUS」ユーザーのみなさんに実施したアンケートから、みなさんのナマの声を通じて「上達のツボ」を「金言集」としてまとめました。

【PR】レッスン動画が見放題！「スコアアッププラン」

苦手なバンカーを「板」で克服！? Case.02 I love Golfさん ?

■I love Golfさんのプロフィール
・ゴルフ歴：21年以上
・平均スコア：95
・年間平均ラウンド数：25
・ゴルフネットワーク：ケーブルテレビで視聴
・よく使う「GOLF NETWORK PLUS」の機能：スコア登録/ラウンド履歴/スコア分析

　ベストスコアは「76」というI love Golfさんですが、スコア管理アプリを使い始めてから、大叩きするホールがいくつか存在することがわかったそうです。その弱点は「バンカー」でした。苦手なバンカーショットを、以前通っていたゴルフレッスンで習ったというユニークな練習方法で克服したそうです。用意するのは「30センチほどの板」とのことですが、どう使うのでしょうか。

　「バンカー内で、ボールの後ろに、30センチほどの長さの板を垂直に立てた状態でボールを打つんです。ボールと板の距離は、クラブを縦に振り下ろしてくると当たらない程度です
　クラブの入射角がフラットであればヘッドは板に当たってしまい、ボールを打てません。アップライトに、まっすぐ上からクラブを振り下ろせば、ボールは入射角と同じ角度で脱出できるといった練習です。」

　「エクスプロージョン（爆発）」といわれるように、あごの高いガードバンカーからのショットは、ボールを直接打つのではなく、ヘッドを手前に入れ、砂の爆発力を利用して脱出させます。最大の爆発力を得るためには、クラブを立てた「アップライト」な軌道で鋭角に振り下ろす。このスイングをマスターするカギが「板」というわけです。

スコアだけでない、ゴルフから学ぶこと

　この練習を行って以来、バンカーは得意な部類のショットになったというI love Golfさんですが、ゴルフを始めた頃に通ったのがなんと兵庫県にある名門の鳴尾ゴルフ倶楽部。「アリソンバンカー」で知られるチャールズ・ヒュー・アリソンがコース設計の助言に関わっているだけあって、アゴの高いバンカーは苦労されたそうです。

　I love Golfさんは、その鳴尾ゴルフ倶楽部で、学生時代に社会人に向けて必要になるであろうゴルフを学ぶため、キャディのアルバイトを経験されたそうです。

　「ゴルフはマナー・ルール・エチケットが大事との考えから、キャディを選びました。技量はその後、練習をすればついてくるものとの信念からです。
　今は70歳を超え、若い頃の距離と自分の描く現実が合わず、初心者のようなスコアになっていますが、ゴルフ仲間との、会話を含めた楽しいゴルフが何よりの毎日です」

　プレーだけではなく、プロのツアー観戦やボランティアにも参加されるというI love Golfさん。スコアや飛距離を目指すこともゴルフの面白さではありますが、I love Golfさんの「ゴルフ」というスポーツを様々な角度から学び、上達にいそしみ、そして長く愛し続けているライフスタイルからは、ゴルフの魅力がスコアメイクだけではないということを、教えてくれているように思います。