【レッスン】飛んで曲がらないショットが手に入る! 左手1本ドリルをマスターしよう
2016年4月14日(木)午後7:01
前回のレッスンでは力強い球を打っていた佐藤さん。中指、薬指、小指の3本をしっかり握って、左手の甲を緩ませない動きを行いましたが、今回はその動きを習得させるドリルを行います。
右手のドリルの際と同じように、今回もハイティと短いクラブを使って行います。実は左手1本で打つドリルは右手よりも何倍も難しいので、これをマスターすると、上達の壁を破ることができるかもしれません。
左手1本ドリルで方向性を身につける
今回は2ステップに分けてレッスンを行いますが、先ず、ステップ1のドリルでは左手1本で4、5ヤード先にキャリーで落とします。ポイントはグリップ3本の手を緩めないこと。バックスイングで左手の甲は真っ直ぐ伸びた状態が理想です。振り幅はスタンスより少し大きめ程度で構いません。ステップ2は右手を添えてハーフスイング。意識するポイントはステップ1と同じですが、振り幅は少し大きめのハーフスイングで打ちましょう。
難問にチャレンジした佐藤さんは左手の甲を真っ直ぐ伸ばして打つと、ステップ1、ステップ2のドリルでしっかり打ちこなし、芯でとらえていました。「それくらい緩まないで打つことが大切」という内藤コーチ。その後、同じイメージで通常のドライバーに持ち替えて打つとナイスショットを連発。
右手のイメージも持ちつつ左手の3本は緩ませない。この連動が上手くいくと、全体のバランスがよくなります。身につけるには時間と練習量が必要ですが、その価値は計り知れません。今から明日からお試しください。
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毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。