【レッスン】スライスの原因!スウェーを防止して飛距離を伸ばす
2016年4月14日(木)午後3:40
アマチュアゴルファーの7割が抱える悩み「スライス」。ボールが右へ曲がり、狙ったところにボールが飛んでいかないのでスコアがまとまらないですよね。徐々に上達してきた佐藤さんも内藤コーチの拠点、ハイランドセンターでスイングを分析すると、インパクトでフェースが開いてしまう傾向がありました。その原因と解決方法を内藤コーチが紹介してくれています。
スウェーすると左ワキが開いてフェースターンが出来ない
内藤コーチは「スイングプレーンはキレイだけど、スウェーしている」と指摘。スイング中に体が右や左に大きく流れてしまうと、腕のロールやフェースターンが上手く使えないため、球は捕まりませんし、ヘッドスピードも上がりません。佐藤さんの場合、切り替えしからインパクトにかけて右足が早い段階で上がるため、フォローで左ワキが開き、フェースが開いているのです。
大切なのは、バックスイング、フォロースルーで引っ張り合うこと。バックスイングでは左足を我慢して、右サイドと引っ張り合い、フォロースルーでは右サイドを我慢して、左サイドと引っ張り合う動きが必要。スイング軸が傾かなければ、フェースもターンしやすくなるので、球が捕まります。佐藤さんは右足の粘りが十分でないため、インパクトで体が左に流れてしまっています。
右足と左ワキを固定して「アームローテーションと軸回転」を体感
そこで内藤コーチが用意した練習グッズは「インパクトバック」と「ヘッドカバー」。先ず、インパクトバックを足の間に挟むと、右足の緩みが抑制されます。さらに一連の動作を確実に行うため、ゴムチューブで左ヒジを固定。それに加え、左ワキにヘッドカバーを挟みます。つまり左脇の締まりを徹底的にキープするのです。すると適切なアームローテーションと軸回転を体感できます。
このドリルを体験した佐藤さんが実際にボールを打ったところ、インパクトでしっかりボールを捉えることができました。「インパクトが厚くなり、軸が動かないためミート率も上がりそうですね」とその効果は大きいようです。「初めは窮屈な動きに感じますが、無駄な動きななくなるため、スイングの再現性が高くなります。自由に動けるということは体がブレている証拠。体のターンで球が捕まえられるようになると飛距離UPはもちろん、傾斜地でも上手く対応できるようになります」と内藤コーチ。
自宅でも大き目のクッションなどを挟んで素振りするだけでも体感できます。足に無駄な動きがなくなるため、スウェーの防止になります。右足の粘りと左脇の締まりは相乗効果が絶大。今から明日からお試しください。
【レッスン】プロアマ問わずの課題『体の開き』は変則スタンスで防ぐ!
【見逃し配信】スライスの原因!スウェーを防止して飛距離を伸ばす あすゴル!#218
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。