コースだとなぜ叩く?原因と対策、徹底レッスン! Part 1
2016年6月7日(火)午後6:01
今年も「ゴルフネットワーク100切り選手権2016」が7月22日の太平洋クラブ 御殿場WEST大会を皮切りに全国4会場で開催されます。そこでGNマガジンでは「100切り選手権応援企画 NO MORE 100」と称し、100切りのための効果的なプレースタイルを提案。“100切りの実力"は十分あるのにコースだと叩いてしまう、その原因を解明し、打ち方とマネジメントの両面から対策をレクチャーします。
今回レッスンを受けるのは、チームセリザワゴルフアカデミーに特別入門した「切れそうで切れない!」悩めるアマチュア、森川和彦さん。ゴルフ歴3年の森川さんは平均スコア105。ラウンドは月に1回程度。毎週、練習場に通い、家でもパット練習を欠かさないという熱血ゴルファーです。仲間から「80台が出そうなショット」といわれていますが、コースに出るとなぜか叩いてしまうのが悩み。
コースだとなぜ叩く? 原因その1『リキんで腕が突っぱる』
コースで叩くのは、無意識のうちにリキんでしまい腕が突っ張るからです。すると、バックスイングで右ひじをたたむのが遅れたり、クラブの軌道がズレたりして、いつものスイングが出来なくなってしまいます。
このミスを防ぐには、まずクラブを持たずに腕を垂らして、左右に振ってみてください。これで肩や腕のムダな力が抜けて、関節が軟らかくなります。構えるときには、右ヒジを右ワキ腹方向に軽く曲げましょう。こうするとリキみが簡単に抜けて、右ひじのたたみもスムーズになります。
※対策:肩と腕の力を抜いて右ひじを軽く曲げる
コースで叩く原因その2『インパクトで球に当てにいく』
コース上では「真っすぐ飛ばしたい」という気持ちが強くなりますよね。すると、インパクトでボールを当てに行く(合わせる)動きが生まれて腕の振りが鈍くなる。結果、フェースが開いたり振り遅れたりして、右方向のミスが出てしまうのです。
この対策は、長いクラブほど「腕をしっかり振る」意識をもつこと。ボディターンより、アームローテーション(腕の旋回)を優先し、ヘッドを走らせていきましょう。下のドリルで正しいアームローテーションを覚えれば、本番でボールがつかまるようになりますよ。
※対策:腕をしっかり振る!
ドリル:ハーフスイングで「行き」も「帰り」もゴムティを打つ
振り幅はバックスイングで左腕、フォローで右腕が地面と平行になるところまで。連続素振りを繰り返し、最下点が同じになるように行きも帰りもゴムティを打てば、正しいアームローテーションが身につきます。
※この記事は、ワッグル 2015年12月号に掲載されたものを一部編集し転載したものです。
ゴルフネットワーク100切り選手権
2016年は全国4会場で開催、合計640名を募集します。出場資格は、100ストロークの壁を越えたいと思っているアマチュアゴルファーであること。特設サイトでは、佐久間馨の『100切り 4つの心得』や開催コース支配人の100切り攻略ポイントを公開中です。
【関連】ゴルフネットワーク100切り選手権特設サイト
【参加申込はこちら】大会概要・募集要項
関東大会? 2016年7月22日(金) 太平洋クラブ 御殿場WEST(静岡県)
関西大会 2016年7月29日(金) 北六甲カントリー倶楽部 東コース(兵庫県)
関東大会? 2016年8月11日(祝・木)静ヒルズカントリークラブ(茨城県)
九州大会 2016年9月 7日(水) ザ・クイーンズヒルカントリークラブ
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