【レッスン】上級者への一歩!「キャリーで寄せるロブショット」を学ぶ
2016年6月29日(水)午前10:46
シーズン9が好評放送中の「あすゴル!」。今回のテーマは『ボールを上げるアプローチ』です。砲台グリーン攻略のカギとなる「キャリーで寄せるロブショット」を学んで、グリーン周りのアプローチをマスターしましょう!
手前の傾斜が強い、いわゆる砲台グリーンは手前の花道に比べると難易度も高めですが、なんとか大ミスは避けたいところ。しかし、前回のレッスンで学んだ「転がしのアプローチ」では、途中でボールが止まったり、傾斜ではねたりしてしまいます。そんなときはロブショットでボールを上げて寄せるほうが賢明です。
スタンスはオープン、でも肩のラインはスクエアに
ボールを高く上げるためにはスタンスが左向きになりますが、ここで注意したいのが上半身の向き。内藤コーチによると、多くのゴルファーはスタンスだけでなく、肩や体全体が左を向いてしまっているとのこと。こうなるとボールは正しい位置よりもかなり左に寄ってしまい、ミスショットの原因になります。
スタンスはオープンでも、肩のラインはターゲットと平行に。これがロブショットの大きなポイント。あくまでもターゲットに対して真っすぐ構えるのが基本なのです。そして、インパクトでフェースを開くため、グリップエンドはへそに近いほう、左股関節の右側に持ってきます。
ボールは上げてもヘッドアップは厳禁
そこから体重を左寄りにして構え、最後のポイントは顔の向き。顔はボールの右側に向けたまま打ち、ボールの行方は追いかけません。
帽子のひさしがボールの少し右側を指すように。インパクトまでその状態をキープすれば、フェースが転がしの時よりも開き、ボールが上がってキャリーの出るロブショットが打てるのです。
ゲストの佐藤詩子(さとう・うたこ)さんもこの順序で打ち方をチェックし、ナイスショットを披露。前回学んだ「転がしのアプローチ」とセットで覚えれば、一気に上級者への道が開けます。今から明日からお試しください!
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【見逃し配信】あすゴル!#221
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。