【レッスン】腕の使い方ドリルで手打ちスイングを克服しよう!
2016年7月26日(火)午前10:56
前回まで4回にわたって右手と左手の使い方を学んできましたが、今回は右手と左手をシンクロさせて両手で打っていきます。佐藤さんはこれまで内藤コーチから学んだことを実践できるのでしょうか。
右手主導で左手は添えるだけ
先ずは、右手の動きからおさらいしますが、「右ヒジを腰骨に向けて右脇を締める」、「右手の平をターゲットに向けてグリップする」、「右ワキを左手で押さえて、右ヒジが伸びないうちにインパクトする」この3動作を復習して素振りしましょう。
そしてこの動きを行ったら次に、左手を添えます。このときに注意したいのは、左手はあくまで添えるだけで、右手主導で振ります。両手で振ることが出来たら、「左手の中指、薬指、小指の3本をしっかり握る」ことを最後に付け足してください。順序としてはあくまでも初めは右手、左手は添えるだけ。最後に左手の3本をしっかり握ることを付け足しましょう。大切なのは、体の回転と腕の動きの一体感。インパクトまで右ワキが開かないように、右ヒジが曲がったまま振ります。
実際に両手で打ってみた佐藤さんの1球目は、満足のいく球が打てませんでした。そこで内藤コーチが「力加減が強い。もう少し軽く打ちましょう」と指摘。この動作は力みがちになりやすいので力加減を意識して振りましょう。力を抜いて打った佐藤さんは見事にナイスショット。今までは手打ちスイングになっていた佐藤さんですが、右ワキを締めて打つことで、体の回転量が増えました。
両手の動作をシンクロさせるには右手の動作に左手の動作を付け加えていくことがポイント。時間はかかりますが、その効果は絶大。今から明日からお試しください。
【関連】飛んで曲がらないショットが手に入る! 左手1本ドリルをマスターしよう
【見逃し配信】あすゴル!#226
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。