【レッスン】丸山プロも『1、2、3』 安定したリズムでスイングをリピータブルに!
2016年9月4日(日)午前9:50
シーズン9が好評放送中の「あすゴル!」。前回は飛距離向上につながる柔らかいグリッププレッシャーを学びましたが、今回はそれと『安定したスイングリズム』をセットでレッスンしていきます。勝負所のプレッシャーにも負けない、リピータブルなスイングを身につけましょう!
丸山プロも『1、2、3』 プレッシャーに負けない一定のリズム
レッスン冒頭、まずは前回のおさらいです。いつも通りグリップを握り、クラブヘッドをまっすぐ空へ向けます。そこからクラブの重さだけで右側に落とし、ヘッドが落ちた勢いで円を描くようにグルンとクラブを回転。この動きがスムーズにできるぐらいの柔らかさが理想的なグリッププレッシャーということでした。今回学ぶスイングリズムともつながる大事な部分ですので、もう一度ここでしっかり復習しておきましょう。
前回の内容を踏まえたうえで、レッスンは本題へ。今回のテーマ・スイングリズムについて気を付けている点を聞かれた佐藤さんは「数を数えるようにしています。同じリズムで一定に振れるように『1、2、3』で」と大正解のお答え。内藤コーチによれば、2002年バイロンネルソン選手権を制した丸山茂樹プロも当時、キャディに聞こえるほどの大きさで『1、2、3』と声に出し、大事な場面で寄せワンを連発したのだとか。あの丸山プロが「アプローチで一番大事なのはリズム」と言うほど、スイングリズムは重要なのです。
柔らかグリップ&安定したリズムをセットで反復練習
練習では『1』でセット、『2』でトップ、『3』でスイングという風に、自分の言葉に合わせてスイングリズムを作ります。ゆったりした内藤コーチのお手本を真似て、佐藤さんも声に出して実践。「リズムが今までよりかなり遅いので、体に覚えさせるのに時間がかかりました」とのことでしたが、2球目は飛距離も出たナイスショットでした。『1、2、3』に対してスイングの早い人が多いそうですので、緊張する場面もどんなショットも同じリズムで振れるよう、常に頭にリズムを浮かべて反復練習しましょう。
佐藤さんの実践を受け、「強いグリッププレッシャーでビュッと振ると一瞬の出来事なので難しい。逆にグリッププレッシャーが柔らかいと全体のバランスでゆっくり合わせていくことになるので、覚えるまで大変ですが、こちらのほうが易しいのです」と内藤コーチ。合わせやすさにもつながる柔らかいグリップと安定したスイングリズムのセット、マスターすればプレッシャーに強い、リピータブルなスイングを生み出せます。今から明日から、お試しください!
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今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。