【レッスン】「引っ掛け」、「右プッシュ」をアドレスで直す
2016年10月6日(木)午後2:48
今回からあすゴルシーズン10に突入!新ゲストは女優の安部ゆいかさん。学生時代はゴルフ部に所属していた上級者です。そして、2人目のゲストは末永くゴルフを楽しみたいという笑福亭笑瓶さん。2人の共通する課題は「飛距離アップ」で、技術的な面、体力的な面、柔軟性など色々な視点から見ていきます。
アドレスの間違いを見直そう!
レッスン冒頭、「一番出てしまうと嫌なミスはなんですか」という内藤コーチの質問に対し、笑瓶さんは“引っ掛け"、安部さんは“右プッシュ"が出てしまうとのこと。スイングをチェックした内藤コーチは2人のアドレスを指摘しました。
先ず笑瓶さんの場合、スイングプレーンは問題なく、ダウンスイングでインサイドから下りてボールをしっかり捕まえていました。しかしアドレス、インパクトで肩のラインが左を向いているのでひっかけのミスが出てしまうのです。つまりスイングプレーンが最初から左に向いてることになります。
正しいアドレスの位置に戻すためには、先ず左の肩のポジションは変えずに、右手を一度離します。腕をダラーんと力を抜き右脇に引っ付け、そのままグリップを横から握ります。そしてボール位置もボール一個分ほど内側に置きます。すると目標方向に肩のラインが向き、右手と左手のポジションが正しい位置になりました。スイングそのものは変えずに打った笑瓶さんはナイスショット。これでアドレス癖は解決しました。
一方の安部さんは一見パーフェクトに見えるスイングですが、内藤コーチは「前傾が浅く、体重の位置がかかと寄り」と指摘。前傾を深くしグリップエンドを地面側に下せる体制を作れば、シャフトが立って上からボールが捕まるようになると言います。そのためには股関節から少し前傾を深め、その分両手をダラーんとたらすと手の位置が体の近くになります。そしてボール半個分ほど近づきアドレス。すると出球が力強くなり、まっすぐ飛びました。アドレスの手順をしっかり守ることで悪い癖は治ります。今から明日からお試しください。
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【見逃し配信】あすゴル!#236
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン10を好評放送中。ゲストは女優の安部ゆいかさんとタレントの笑福亭笑瓶さん。安部さんは学生時代にゴルフ部に所属していた上級者ですが、飛距離不足が最近の悩み。体力が低下してきたという笑瓶さんは飛距離は落としたくないと言います。2人の「飛距離アップ」の課題を内藤コーチが解決していきます。