【レッスン】ボールを直角にとらえるアドレスの下地作りを学ぶ
2017年1月20日(金)午後1:48
“テクニックを学ぶだけがレッスンではない"。選ばれたプレミアムな男たちによる、上達への厳選メソッドを紹介するゴルフネットワークの人気番組「プレ男(メン)レッスン」。
2017年1月放送のシリーズでは、社会人ゴルファーながらもトップアマとして活躍を続けてきた経歴を持つ田村尚之氏が登場。49歳でプロになった異色なゴルファーで現在もサラリーマンです。今回「サラリーマンゴルファーの星」とも称される田村プロが、時間のないアマチュアゴルファーのために少ない練習で勝負にこだわるゴルフを伝授。『少ない準備で勝つゴルフ』を全4回にわたって紹介していきます!
第1回のテーマは「“直角"でとらえよう!」。今回は、体の正面で直角にボールをとらえる下地作りから学びます。まずはゴルフで一番大事なアドレスについてです。
ボールの位置は真ん中かやや右寄り
真直ぐ構えると、グリップの位置と両肩で作る三角形は通常、二等辺三角形になるのもの。ただ実際には、右手が左手より前に握るため不等辺三角形になっています。右手の辺は手首から肩までの長さで、左手の辺は親指の付け根から肩までになって、握りこぶし1個分左手のほうが長くなります。
それなのに、ドライバーではゴルフの理論ではボールを左におけという。そうすると、必ず右肩がもっと出てしまいます。そこで田村プロが伝授するアドレスは、まずグリップの位置とボールの位置を真ん中より若干右において、肩が開かないようにするというもの。田村プロのボールを直角にとらえるアドレスのポイントは「 1. 体が開かないようにボールの位置は真ん中かやや右寄りに置く」「 2. 手の位置も右寄りに構える」の2点です。
さらに、田村プロはすべての位置で直角にとらえるために、共通のアドレスをとっています。ドライバーからパターまで基本的には同じアドレスで構えるという田村プロ。少ない練習時間の中では、1つのスイングで打っていけるというのが利点になるということです。
田村プロのスイングのルーツは?
番組では田村プロの「直角にとらえるスイングのルーツ」も紹介。父親からボールが曲がらなくなってからコースに連れて行くと言われ、どうしたら曲がらずに打てるかを考えた田村プロ。常にクラブフェースがボールをにらむように、フェースローテーションを使わないように打ってみたところ、球が曲がらなかったとのこと。それからコースに連れて行ってもらえるようになり、初ラウンドの最後のハーフで父親に勝ち、ゴルフにのめり込んでいったそうです。
最初は反セオリーのようなことをやっていましたが、そのうちにクラブの機能がフェースローテーションをつかわない機能に変わってきました。クラブの進化が田村プロのスイング理論に近づいてきたということになりますね。
「とにかく飛球線に対して、ボールにいかにフェースを直角に当てていくかが、今求められているスイングのテーマ」だという田村プロ。最初は違和感があると感じてしまいますが、直角にとらえるためには、手の位置を右によせ、上半身と下半身の向きを揃えると直角に当てやすくなるとのことです。次回は教わったアドレスで実際に打ってます! お楽しみに!
プレ男レッスン 新シリーズは田村尚之氏が登場!
2017年1月放送回では、社会人ゴルファーながらもトップアマとして活躍を続けてきた経歴を持つ田村尚之氏が登場します。