【レッスン】熱血インストラクター、マイケル・ブリードに学ぶ 2つのパッテイングスタイル
2015年10月6日(火)午後0:20
全米トップ100に選ばれた熱血インストラクター、マイケル・ブリードのレッスン番組「ゴルフ・フィックス」。毎週様々なテーマで、ゴルフ先進国アメリカの最新レッスンメソッドを用いたゴルフの上達法を伝授します。
今回のテーマはパッティングです。ブリードが「スポット・パッティング」、「ライン・パッティング」と2つのパッティングスタイルを解説。あなたに合うパッティングスタイルを見つけて、次のラウンドに活かしましょう。
スポット・パッティング
スポット・パッティングでは、カップ周辺の一点を打ち出す目標として選びます(写真1参照)。そしてセットアップしたら、目線を、ボールから選んだポイントに移動(写真2参照)。そのポイントだけに集中して打ってみましょう。また、目線をボールから選んだ一点に移す時に、向きだけではなくボールが転がる距離も把握しておくことが重要。選んだ点にボールをちょうど届かせる意識を持つようにしなければなりません。
スポット・パッティングの練習法
ボールを2つ用意し、1つのボールを60センチほど離して置きます。そして、そのボールに対してそっと当てるようにストローク(写真3参照)。60センチの距離でボールを当てられるようになったら、次は90センチ…と徐々に距離を伸ばして練習してみましょう。最後はターゲットとなるボールを、カップの奥に置き、そこに届くために必要なスピードだけに意識を集中させストロークします(写真4参照)。これがスポット・パッティングのカギとなります。
ライン・パッティング
ライン・パッティングは、ボールの転がるスピードが想定できないと、どの程度曲がるのかをイメージすることができないため、ラインをイメージする段階で、適切なスピードも同時に割り出す必要があります。今季大活躍したジェイソン・デイはこのパッティングスタイル。パッティング前のデイは、目線がボールとカップの間を何度も行き来し(写真5、6参照)、スピードとラインをイメージさせているのです。目線でボールとカップを結ぶラインを辿ったら、そのラインにボールを乗せるようにストロークしましょう。
ライン・パッティングの練習法
ライン・パッティングの練習法としては、まず、レールを用意しその上にボールを置いて、後ろからラインを読む時に、そのレールを頭の中でイメージします(写真7参照)。ラインの全体像がイメージできたら、少なくとも1回はその上で目線を往復させ、ラインに沿って打ち出します。
またラインの「入口」と「出口」を理解することも大切。カップ近くのラインがフック、出だしが真っ直ぐなラインと仮定した場合、このラインでボールが転がるということを何度も頭の中でイメージさせましょう(写真8参照)。「出口」をイメージする時は、ライン上のカップ手前にボールを何個か並べてカップインすることを思い描きます。ここでは4つ並べたので、カップインする最後の4回転をイメージ(写真9参照)。実際に打つ時は、一番手前のボールに当てることを心がけてストロークしてください。そうすると、4回転してカップインすることがイメージできるでしょう。一方、「入口」をイメージする時は、構えたら打ち出す方向(写真10参照)、そして逆方向にラインを目で辿り、そのラインに向かって打ち出してください。
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全米トップ100に選ばれた熱血インストラクター、マイケル・ブリードのレッスン番組。毎週、様々なテーマでゴルフの上達法を伝授。視聴者から寄せられた質問に答えるほか、時にはトッププロをスタジオに迎え、プロのショットを細かく分析します。初回放送は毎週火曜日夜8時30分から。
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