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進化したクラブに合ったスイングの構えとは? ~中村龍明のプレ男レッスン~

2018年1月16日(火)午後0:37

 各回、プレミアムな男(プレメン)が考えるメソッドを単に「教わる」だけではなく、プロが唱える上達へのプロセスを「共感」し、自らも「考え」・「発見」してもらうレッスン番組。今回は、アメリカツアーへの出場経験を持つ中村龍明プロが登場。理論派ゴルファーとしても知られる中村プロが、海外で培ったノウハウをもとに改良を重ねた日本人向けの独自理論を紹介します。

 ひと昔前はダメとされていたアクションが、近年のボールやクラブの進化により実はダメ(NG)ではなくなっていることもあります。今までの自分の認識を一度リセットして、用具の進化を存分に発揮するための中村プロのメソッドとは!?

中村プロ 今回はポスチャーをレッスンしたいと思います。まずはグリップから。正面に構えてもらって左手でクラブを持つ時に、シャフトの真上に親指の根元が来るように握ります。そうすると、クラブは上下にしか使えなくなり、左右の開閉がしにくくなります。オーバーラッピング、インターロッキングは好きな方で結構です。右手の中指と人差し指でクラブを支える時は、力を入れずに添える感じで握って下さい。
 

中村プロ 次にポスチャーです。正面に立ってもらっていますが、上体をかがめるのではなくて、上半身は腰から前に曲げて下さい。そのあと膝を少し曲げてもらって、クラブがちょうど地面に届き、手がだらんとしていると思いますが、それがポスチャーの大事なところです。
 


中村プロ 僕がゴルフを始めた頃は、クラブのフェイスを開いて閉じて使いなさいと教えられましたが、今はクラブの進化により、開閉する必要がなくなりました。従って、最初のテイクバック時にクラブのフェイスが開かないように練習して頂ければと思います。
 

中村プロ ここでドリルを伝授します。アイアン(グリップ部分)を左足のかかと、右足のつま先に置いて下さい。
 

中村プロ そしてドライバーを地面にあるシャフトとドライバーのシャフトが重なるところに上げて下さい。その時に重ならない人はクラブが開いている、手だけで上げている、もしくは手だけで外に上げていることになります。なるべくクラブフェイスを開かないようにしながら、腕の三角形が崩れないように、シャフト(地面)とドライバーが重なるところに持ってきて下さい。
 

中村プロ 重なりましたか? まずはそこからスタートします。昔のように開いたり閉じたりすると、クラブの進化により、今はボールがどんどん曲がってしまいます。注意してドリルをしてみて下さい。今すぐグリップとテイクバックを変えるのは難しいですが、左手の持ち方、テイクバックに気をつければ上達は間違いありません。ぜひ試して下さい!

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