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今野大喜が「67」で単独首位 昨季覇者・大澤和也は2打差4位タイ

2018年7月4日(水)午後7:22

 日本ゴルフ協会(JGA)が主催する2018年度(第103回)日本アマチュアゴルフ選手権競技は4日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で第1ラウンドの競技を終了。今野大喜(日大4年)が5アンダー「67」をマークし、単独首位に立った。

 前日は台風7号の接近で中止となり仕切り直しとなったこの日。当初は72ホールの消化が検討されていたが、翌日以降の天候予報が悪いことを考慮し、54ホールの短縮となることが発表された

 その中で昨季大会2位タイの今野は4番でバーディが先行するも、続く4ホールで3ボギー。しかし9番でイーグルを奪って折り返すと、後半は12番からの4連続バーディを含む、5バーディとチャージをかけ、1イーグル、6バーディ、3ボギーの内容でホールアウト。昨年は1打及ばず優勝を逃したが、今年はリベンジを狙う。


今野大喜

 4アンダー68の2位タイには、ともに東北福祉大の久保田皓也(3年)と岡村了(4年)。2打差4位タイには、昨季覇者の大澤和也(日大4年)、清水大成(日大2年)ら5名が並んでいる。連覇を狙う大澤は、前半を1イーグル、2バーディの「32」で折り返し。後半こそ2バーディ、3ボギーと苦しんだものの、しっかりとトップを狙える位置につけた。

 ホールアウト後、「後半にスコアを落としたのは反省点。この大会に照準を合わせてきた。同期の今野がトップにいるので、昨年のように最終日最終組で一緒に回りたい」と振り返った大澤。短縮競技となったことについては「守りだけではなくて、攻めるところは攻めないと勝てない」と話し「最後の日本アマになると思うので、勝って終わりたい」と連覇に向けての意気込みを語った。

 今年の「オーストラリアアマチュアゴルフ選手権」で優勝した中島啓太(代々木高3年)は6バーディを奪いながらも、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい内容で2アンダー70の9位タイに。昨季「日本オープン」で優勝争いに絡んだ金谷拓実(東北福祉大2年)は2バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの6オーバー78で108位タイと大きく出遅れている。


久保田皓也


岡村了


大澤和也
 

(写真:©JGA)

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