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状況次第では36ホール決着も!? 昨年の雪辱に燃える今野が暫定首位

2018年7月5日(木)午後6:52

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 2018年度(第103回)日本アマチュアゴルフ選手権競技は5日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を行ったが、降雨によるコースコンディション悪化のため途中中断を挟み、午後4時55分、サスペンデッドが決定した。

 現在暫定トップは今野大喜(日本大4年)だ。5アンダー単独首位から出たこの日は出だしの10番こそボギーとしたものの、11番ですぐに取り返すと14番から怒涛の5連続バーディをマーク。後半もさらに2つスコアを伸ばして7アンダー65でホールアウトし、通算12アンダーで暫定ながら後続に7ストロークの大差をつけてトップを守った。


今野大喜

「ボギー打った後の気持ちの切り替えであったり、そういう面で自分自身、良い流れを呼び込めているというのが正直なところ」と今野。「パッティングがいいからとか、ショットがいいからいうわけではないんですけど、上手いことゴルフが、流れが良くできているかなという感じ」と全体を通した流れが好調に繋がっていると語った。

 昨年は最終18番でパーをセーブできず2位タイ。「最終ホールのセカンドだったり、自分自身もあそこを課題にして一年間やってきている。この大会に向けてそれなりに準備もしてきたので、頑張りたいなという気持ちはある」と闘志を燃やし、「やっぱり気持ち。ボギー打ったら腐らないだったりとか、そういうことを自分の中で気を付けてやれば自ずと結果をついてくると思う。18ホール集中してやるだけ」と意気込んだ。

 通算5アンダー暫定2位タイに中島啓太(代々木高3年)、久保田皓也(東北福祉大3年)、吉田泰基(日本大3年)、桂川有人(日本大2年)の4選手。ディフェンディング・チャンピオンで今大会を「最後の日本アマ」と語る大澤和也(日本大4年)は、前日から1つスコアを伸ばして通算4アンダー暫定6位タイで第2ラウンドを終えた。

 なお、第2ラウンドの続きは翌6日の午前7時に再開予定。現時点で大会本部は54ホールの消化を目指しているというが、天候やコースコンディション等の状況によっては36ホールで競技を終了する場合についても示唆した。

(写真:©JGA)

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