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第103回 日本アマチュアゴルフ選手権競技は初の不成立に

2018年7月6日(金)午後0:36

 2018年度(第103回)日本アマチュアゴルフ選手権競技(6日/福岡県 芥屋ゴルフ倶楽部)第2ラウンドは降雨のため3度の中断を挟み中止が決定。出場選手全員が36ホールを消化できなかったため、規定により本競技は不成立となった。

 3日に第1ラウンドが行われる予定だったが降雨のため中止。仕切り直しの4日は全選手が18ホールをプレーしたが、翌日以降の天候を考え、競技は54ホールへ短縮となった。5日の第2ラウンドも降雨により中断を挟み、午後4時55分、サスペンデッドが決定していた。なお、今大会が不成立となるのは初めてのことである。

 36ホールを回り切り、後続に7打差を付ける通算12アンダー暫定首位に立っていた今野大喜(日本大4年)は「回り切った中の人ではストローク差をつけることが出来ました。去年(2位タイ)は悔しい思いをして、この一年間、この試合に向けて照準を合わせて頑張ってきたので、その結果が出せたので悔しい気持ちはないです」とし、本音を言えば「4日間やりたかったですけど、天候には勝てないので、やれることはやれたと思います」と語った。
 
 また、現在大学4年生の今野は「来年はプロに転向する」と今後のプランを明かし「それに向けた予選会やQTを受けますし、アマチュアの試合も多々残っているので、ここでの結果がまぐれと言われないように、なおさら練習して良い結果でアマチュアの試合を終えて、悔いのないようにプロ転向できたらと思います」と意気込んだ。

今野大喜
 
 暫定2位タイにつけていた中島啓太(代々木高3年)は「良い状態でプレーを終えていたので悔しいですが、天気はしょうがないと思います。内容的な不安的なことが多くありましたが、その中でもスコアをまとめられていたので、ラウンドをしたいという気持ちは強かったです」とコメント。

 前年覇者で暫定6位の位置にいた大澤和也(日本大4年)は「こればかりはしょうがないので、自分から何も言うことはないですが、自分的に良い位置だったので、本当はやりたかったですが、しょうがないです」と述べ、今後は「大学4年生でQTに挑戦するので、それに向けて頑張っていきたいと思います」と語った。

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