レッスン
インに引かないように上半身と体幹で打つ 植竹希望のアプローチ練習法
2018年9月21日(金)午後0:00
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ラウンド前のアプローチ練習。ほとんどのゴルファーが最後の仕上げのつもりで気持ち良くポンポンと打って仕上げていると思いますが、実はけっこうそこに落とし穴が潜んでいるんです(写真①)。
実は私もそうなんですが、気持ち良く打っているとバックスイングで自然とクラブがインサイドに入り込んでしまうことがあるからです。
短い距離のアプローチなので、それほど大きな乱れには見えませんが、実はよく見ると、出球が荒れているなんてことありませんか?
そうならないためにも、アプローチも(というよりはアプローチだからこそ)上半身と体幹で打つことが必要です。
そのことを体に覚え込ませるために私がやっているのはスティック(クラブでも可)を使ったドリルです。
同②のようにいつもと同じようにボールをセットしたら、ボール1個分手前にスティックを置き、テークバックでフェースが内側に入らないように注意しながらストレートを意識しながらクラブを引きます。
同②
大きなスイングになったら、当然、スティックを超えますが、少なくともインパクトゾーンでは絶対超えないようにすることが大切です。
フォローサイドも同じです。腕でクラブを振り出すのではなく、上半身と体幹の動きだけでクラブをストレートに出していきます(同③)。
同③
私の場合、この動きを忠実に守るだけで出球が驚くほど安定します。また、当たりがズレることがなくなるので、距離感に関してもほぼイメージ通りに運べるようになります。
もちろん、応用編として、インサイドやアウトサイドに引いて打ち出すというアプローチのやり方もありますが、まずはこの基本をしっかり覚えておくことをオススメします。
植竹希望(うえたけ・のぞみ)
ゴルフを始めたのは4歳のとき。 ジュニア時代は“シルバーコレクター”と揶揄されながらも数々の大会でTOP3に入る活躍を見せて、2013年には「スタジオアリス女子オープン」でツアー初出場。中学3 年生ながら最終日最終組を経験した。2017年のプロテストに合格。「勝負の先を読む」力を鍛錬するため、将棋やチェスにも挑戦。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2018/9/13 発売号より転載)
写真①
実は私もそうなんですが、気持ち良く打っているとバックスイングで自然とクラブがインサイドに入り込んでしまうことがあるからです。
短い距離のアプローチなので、それほど大きな乱れには見えませんが、実はよく見ると、出球が荒れているなんてことありませんか?
そうならないためにも、アプローチも(というよりはアプローチだからこそ)上半身と体幹で打つことが必要です。
そのことを体に覚え込ませるために私がやっているのはスティック(クラブでも可)を使ったドリルです。
同②のようにいつもと同じようにボールをセットしたら、ボール1個分手前にスティックを置き、テークバックでフェースが内側に入らないように注意しながらストレートを意識しながらクラブを引きます。
同②
大きなスイングになったら、当然、スティックを超えますが、少なくともインパクトゾーンでは絶対超えないようにすることが大切です。
フォローサイドも同じです。腕でクラブを振り出すのではなく、上半身と体幹の動きだけでクラブをストレートに出していきます(同③)。
同③
私の場合、この動きを忠実に守るだけで出球が驚くほど安定します。また、当たりがズレることがなくなるので、距離感に関してもほぼイメージ通りに運べるようになります。
もちろん、応用編として、インサイドやアウトサイドに引いて打ち出すというアプローチのやり方もありますが、まずはこの基本をしっかり覚えておくことをオススメします。
植竹希望(うえたけ・のぞみ)
ゴルフを始めたのは4歳のとき。 ジュニア時代は“シルバーコレクター”と揶揄されながらも数々の大会でTOP3に入る活躍を見せて、2013年には「スタジオアリス女子オープン」でツアー初出場。中学3 年生ながら最終日最終組を経験した。2017年のプロテストに合格。「勝負の先を読む」力を鍛錬するため、将棋やチェスにも挑戦。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2018/9/13 発売号より転載)
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