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アプローチ感覚でドライバーが打てる!? トニー・フィナウから学ぶコンパクトトップ習得ドリル
2020年1月21日(火)午後6:30
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平均飛距離300ヤード越えとツアー屈指の飛ばし屋トニー・フィナウ(米)。そのスイングを、ゴルフスイングコンサルタント吉田洋一郎氏がCS放送ゴルフネットワークで放送中「みんなのPGAツアー1月号」のなかで解説。そこから学ぶドリルも紹介しています。
バックスイングを大きく上げれば上げるほどエネルギーは溜まりますが、それを戻すときに誤差が生じやすくなります。要するに、ドライバーよりアプローチショットの方が毎回同じ動きができる感覚です。ただ彼くらい体が大きくてパワーがあると、アプローチと同じ感覚でドライバーを打っても十分飛距離が出せます。
クラブを担いでしまうオーバースイング気味の方にはコンパクトトップがオススメです。バックスイングが上がっている最中に下半身が動き始める、腕とは別に動く感じを身につけて頂ければ、自然と(バックスイングは)小さくなります。
まず前提として、コンパクトなトップを作るためにはテイクバックを小さくするだけではいけません。飛距離が出なくなってしまったりと逆効果になってしまいます。なので、飛距離を出しつつコンパクトなスイングを作るためのドリルを紹介します。
その方法は、バックスイングをしている途中に足を一歩踏み出してステップをするスイングです。こうすることによって、スイングはしているのですが、下半身は次の動きをしているので、トップでオーバースイングをする暇が無くなります。シャフトが地面と平行になったところで左足を踏みこんで下さい(左打ちの場合は右足)。タイミングが難しいですが「こんなに早くていいのか」と思うぐらいのタイミングで踏み出してみて下さい。
アドレスの仕方は、一歩踏み出すことを考えて、動かす足の前方あたりにボールを置いて構えます。スタンスの広さは番手に合わせてアドレスの位置を調整して下さい。
この練習をマスターすればスイングの再現性が高まり、コンパクトスイングでも飛距離が伸びると思います。
(写真:Getty Images)
フィナウの特徴「コンパクトトップ」
フィナウ選手の特徴はコンパクトトップです。ピッチショットじゃないかと思うぐらい、左腕が地面と平行になったあたりで切り返すのが特徴です。コンパクトにトップを収めることで、切り返しの軌道が安定しやすくなります。バックスイングを大きく上げれば上げるほどエネルギーは溜まりますが、それを戻すときに誤差が生じやすくなります。要するに、ドライバーよりアプローチショットの方が毎回同じ動きができる感覚です。ただ彼くらい体が大きくてパワーがあると、アプローチと同じ感覚でドライバーを打っても十分飛距離が出せます。
クラブを担いでしまうオーバースイング気味の方にはコンパクトトップがオススメです。バックスイングが上がっている最中に下半身が動き始める、腕とは別に動く感じを身につけて頂ければ、自然と(バックスイングは)小さくなります。
コンパクトスイングを習得するドリル
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まず前提として、コンパクトなトップを作るためにはテイクバックを小さくするだけではいけません。飛距離が出なくなってしまったりと逆効果になってしまいます。なので、飛距離を出しつつコンパクトなスイングを作るためのドリルを紹介します。
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その方法は、バックスイングをしている途中に足を一歩踏み出してステップをするスイングです。こうすることによって、スイングはしているのですが、下半身は次の動きをしているので、トップでオーバースイングをする暇が無くなります。シャフトが地面と平行になったところで左足を踏みこんで下さい(左打ちの場合は右足)。タイミングが難しいですが「こんなに早くていいのか」と思うぐらいのタイミングで踏み出してみて下さい。
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アドレスの仕方は、一歩踏み出すことを考えて、動かす足の前方あたりにボールを置いて構えます。スタンスの広さは番手に合わせてアドレスの位置を調整して下さい。
この練習をマスターすればスイングの再現性が高まり、コンパクトスイングでも飛距離が伸びると思います。
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