2021年度（第62回）の日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は17日、鳥取県の大山ゴルフクラブ（6,638ヤード・パー72）で第3ラウンドが行われ、手塚彩馨（佐久長聖高1年）が「71」で回り、通算10アンダー単独首位を維持した。

　キャディをしている母の「ラフで力が入っているから力を抜きなよ」といアドバイスもあり、リーダーボードの最上段を維持した手塚は「周りを気にしないで自分のできることをしたいです」と口にした。

　通算9アンダー単独2位は「本当は60台で回りたかったですが、70で上がれたので良かったです。後半は耐えるゴルフが続きましたが、パーパットを決めることが出来ていたので、それは良かったと思います」と2つ伸ばして終えた佐藤心結（明秀学園日立高3年）。


　通算7アンダー3位タイは林希莉奈（ルネサンス豊田高3年）と星川ひなの（日本大4年）。「68」を記録した林は「レールを使ってひたすら練習していました」とパッティング練習の成果が出た。また、星川は「ピンポジション次第ですが『66』が目標」と逆転優勝に向けて意気込んだ。


　通算6アンダー5位タイに尾関彩美悠（岡山県作陽高3年）、左奈々（沖学園隆徳館中3年）、通算5アンダー7位タイに吉田鈴（千葉黎明高3年）がつけおり、「68」でプレーした吉田は「ショットはすごく良くてほぼバーディチャンス。全部入ったら『63』くらいでした（笑）。明日も『68』以下が目標です」と話した。

(C)JGA

【関連】JGA主催アマチュアゴルフ選手権 GOLFNETWORKスペシャルページ