レッスン
往復素振りで「打ち急ぎ」を解消しよう! 宮瀬博文
2022年8月4日(木)午後7:54
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練習場では上手く打てているのに、コースに出るとミスばかりしてしまう。アマチュアゴルファーによくあることではないでしょうか。
なぜラウンドでは上手くいかないのか。人によってその原因は異なりますが、よくみられるのは「打ち急ぎ」です。
人間は誰しも、コースに出ると「飛ばしたい」、「曲げたくない」、「グリーンに乗せたい」など、実力以上の成果を求めてしまうもの。その欲が打ち急ぎを生んでしまうのです。
実際、アマチュアゴルファーのスイングを見ていると、いざボールを目の前にすると、バックスイングがしっかり入らない前にクラブを下ろしてしまう人が多い。
これではタイミングが合わず、なんとかインパクトで合せることができても、いつもの飛距離は望めません。
このようにならないようにするためには、普段から一定のリズムとテンポでスイングできるように練習をしておくことが大事です。
また、ショット直前には、往復素振りをするようにしましょう。正面からスタートするのではなくて、フィニッシュの位置からバックスイングに入って、ダウンスイング~インパクト~フォロースルーまで持っていく。
これをすることで、バックスイングが浅くならず、切り返しからダウンスイングでも早くならないスイングが身に付きます。
この素振りを途中で止めることなく往復させればさらに効果的です。バックスイングでは右の股関節に乗り、ダウンスイング~フォロースルーでは左の股関節に乗ることを意識してやれば、下半身もしっかり使えるようになって飛距離もアップします。
手打ち気味の人にもオススメのこのドリル。毎回、ショットの前にやるようにしてみてはいかがですか。
宮瀬博文(みやせ・ひろふみ)
1971年4月11日、千葉県生まれ。89年プロデビュー。92年、史上最年少(当時)の21歳で賞金シードを獲得。97年に札幌とうきゅうオープンで初優勝。00年に2勝を挙げ、賞金ランク6位に入る。04年にはアメリカツアーにも参戦。日本ツアー通算7勝で、うち4勝はプレーオフで勝ち取る(プレーオフは4勝2敗)。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2022/7/29 発売号より転載)
なぜラウンドでは上手くいかないのか。人によってその原因は異なりますが、よくみられるのは「打ち急ぎ」です。
人間は誰しも、コースに出ると「飛ばしたい」、「曲げたくない」、「グリーンに乗せたい」など、実力以上の成果を求めてしまうもの。その欲が打ち急ぎを生んでしまうのです。
実際、アマチュアゴルファーのスイングを見ていると、いざボールを目の前にすると、バックスイングがしっかり入らない前にクラブを下ろしてしまう人が多い。
これではタイミングが合わず、なんとかインパクトで合せることができても、いつもの飛距離は望めません。
このようにならないようにするためには、普段から一定のリズムとテンポでスイングできるように練習をしておくことが大事です。
また、ショット直前には、往復素振りをするようにしましょう。正面からスタートするのではなくて、フィニッシュの位置からバックスイングに入って、ダウンスイング~インパクト~フォロースルーまで持っていく。
これをすることで、バックスイングが浅くならず、切り返しからダウンスイングでも早くならないスイングが身に付きます。
この素振りを途中で止めることなく往復させればさらに効果的です。バックスイングでは右の股関節に乗り、ダウンスイング~フォロースルーでは左の股関節に乗ることを意識してやれば、下半身もしっかり使えるようになって飛距離もアップします。
手打ち気味の人にもオススメのこのドリル。毎回、ショットの前にやるようにしてみてはいかがですか。
宮瀬博文(みやせ・ひろふみ)
1971年4月11日、千葉県生まれ。89年プロデビュー。92年、史上最年少(当時)の21歳で賞金シードを獲得。97年に札幌とうきゅうオープンで初優勝。00年に2勝を挙げ、賞金ランク6位に入る。04年にはアメリカツアーにも参戦。日本ツアー通算7勝で、うち4勝はプレーオフで勝ち取る(プレーオフは4勝2敗)。
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