ニュース・コラム

レッスン

ツマ先下がりでもベタピンが実現! 大事なのはヒザの調節と腰のターン

2023年4月26日(水)午後1:59

この記事のキーワード
 今回のテーマは、ツマ先下がりからのセカンドショット。皆さんはツマ先下がりの場合、どんなことを意識していますか?

 一般的にいわれているのは、「重心を下げる」「クラブを短く持つ」「右に行きやすいので左を向く」「大振りをしない」「リズムが速くなると右に行きやすいので、少しゆっくりと振る」など。もちろんこれらは重要なポイントですが、さらに細かくレッスンしていきましょう。

 ツマ先下がりのミスとしてよく見られるのは、ボールをつかまえにいって引っ掛けてしまうパターンと、右にすっぽ抜けてしまうパターン。ミスの方向が異なるこの2つですが、実は同じポイントを意識することで修正可能です。

 まずはアドレスの姿勢。ツマ先下がりは球のつかまりが悪くなるので、目標を少し左に取ります。これは多くの人がすでにやっていると思いますが、ツマ先下がりの度合いによってターゲットをしっかり定めることが大事です。例えば、ボール2個分ツマ先下がりの場合は、ワンピン左を狙うといったように。構えに入る前に後方から確認しましょう。

 次に構えるときは、いきなりヘッドをボールの手前に置くのではなく、地面が平らであることを想定して、ヘッドを少し浮かせます。そしてそのあと、ヘッドを地面に届かせる作業に入ります。

 このとき多くの人は、ヒザを曲げると同時に、腰をかがめながら顔をボールに近づけようとします。しかし、このように猫背で腰が曲がった状態になってしまうと、体のターンがしづらくなって手打ちになってしまいます。そうならないためにも、構えたときの股関節の角度を変えないで、ヒザだけを曲げるようにしましょう。

 そしてスイング中も、ダウンで体がアドレスの位置に戻ってきたとき、股関節やヒザの角度が伸びたり、腰の動きが止まったりしないように、左の股関節のほうに腰を回し、フィニッシュでは上体をターゲット方向に向けていきましょう。

 とくにツマ先下がりでは、腕のローテーションを過剰に行ってしまいがちなので注意が必要です。何度もいいますが、手打ちにならないように、腰のターンで打つことを意識してください。

 なお、当たりが薄い場合は、ヒザをもう少し深く曲げてみましょう。高さの調節は、ヒザで行うというのも忘れないようにしてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #36」より(放送・見逃し配信中)

関連番組

内藤雄士のテクゴル

関連記事

ゴルフネットワークは以下の放送サービスからご視聴いただけます

  • ココロ動く、未来へ。スカパー!
    衛星放送多チャンネルサービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • J:COM
    国内最大手のケーブルテレビ運営会社
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
  • GOLF NETWORK PLUS
    パソコン・スマートフォンで視聴できる
    インターネット配信サービス
    パソコン・スマートフォン
    タブレット視聴サービス
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • prime video
    Amazonプライム会員向けの
    動画配信サービス
    Amazonプライム会員なら
    簡単登録!
    • 権利上の理由により、一部番組がテレビ放送と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 全国のケーブルテレビ
  • ひかりTV
    光回線をテレビに接続して
    視聴するサービス
  • auひかり
    auの光ファイバーをテレビに接続して 視聴するサービス
施設、店舗など法人でゴルフネットワークの
ご利用をご検討中のお客様へ

ゴルフ場や練習場のロビー、ゴルフ用品店、飲食店、スポーツジムや
ホテル客室などで、ゴルフネットワーク法人視聴をぜひご活用ください。