レッスン
常に「強弾道」が実現するアイアンショットにするには?
2023年7月19日(水)午後4:58
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比較的パワーがある人でも、「アイアンショットが風に負けてしまう」ということがよくあります。基本的につかまった球が打てるのですが、「少し左が嫌だな」「つかまえ過ぎたくないな」と思ったりすると、ついついフェースを開いてしまう。それが結果的につかまらない球を生み、風に負けてしまう原因になるのです。
こういうタイプの人が、距離感を安定させた上で、強弾道を実現するにはどうすればいいのか。
一度、アドレス全般を見直すことをオススメします。
まずはグリップ。正面から見て、左手の親指が見えている場合は、右手を少しかぶせて、左手親指が完全に隠れるように握りましょう。ただし、右手はかぶせても右肩がかぶらないように注意してください。
大事なのはここからです。このグリップを、ボールの後方からターゲット方向を向きながら完成させます。そしてクラブを地面と平行になるように持ち上げ、ターゲットとボールを体の中心に合わせ、ターゲットに対して体を正対させます。
次に、クラブから手を離さずにアドレスに入り、ターゲットに向かってフェース面を真っ直ぐに合わせます。構えてから、感触を確かめるために握ったり緩めたりするのはOKですが、一度握ったら手を離すことがないように。それをやってしまうと、後方で握りを確認して、ラインを合わせた意味がなくなってしまうので注意してください。
このようにして構えると、構えるたびにグリップがズレたり、肩やスタンスのラインがズレることはなくなるはずです。
ゴルファーの中には、グリップしてから構えに入るということが苦手な人もいると思いますが、フェアウェイバンカーを含めたバンカーショットでは、必ず握ってから構えに入りますよね。それを他のショットでもやると思えばいいのです。そういう点からいうと、このルーティンを確立することで、バンカーショットの精度も上がってきます。
ゴルフ歴の長いゴルファーほど、アドレスやルーティンを変えると強い違和感を覚えると思いますが、今回の修正に関しては意外と早く慣れると思います。アイアンショットのレベルをもうワンランク上げたいと思っている人は、ぜひ試してみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #46」より(放送・見逃し配信中)
こういうタイプの人が、距離感を安定させた上で、強弾道を実現するにはどうすればいいのか。
一度、アドレス全般を見直すことをオススメします。
まずはグリップ。正面から見て、左手の親指が見えている場合は、右手を少しかぶせて、左手親指が完全に隠れるように握りましょう。ただし、右手はかぶせても右肩がかぶらないように注意してください。
大事なのはここからです。このグリップを、ボールの後方からターゲット方向を向きながら完成させます。そしてクラブを地面と平行になるように持ち上げ、ターゲットとボールを体の中心に合わせ、ターゲットに対して体を正対させます。
次に、クラブから手を離さずにアドレスに入り、ターゲットに向かってフェース面を真っ直ぐに合わせます。構えてから、感触を確かめるために握ったり緩めたりするのはOKですが、一度握ったら手を離すことがないように。それをやってしまうと、後方で握りを確認して、ラインを合わせた意味がなくなってしまうので注意してください。
このようにして構えると、構えるたびにグリップがズレたり、肩やスタンスのラインがズレることはなくなるはずです。
ゴルファーの中には、グリップしてから構えに入るということが苦手な人もいると思いますが、フェアウェイバンカーを含めたバンカーショットでは、必ず握ってから構えに入りますよね。それを他のショットでもやると思えばいいのです。そういう点からいうと、このルーティンを確立することで、バンカーショットの精度も上がってきます。
ゴルフ歴の長いゴルファーほど、アドレスやルーティンを変えると強い違和感を覚えると思いますが、今回の修正に関しては意外と早く慣れると思います。アイアンショットのレベルをもうワンランク上げたいと思っている人は、ぜひ試してみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #46」より(放送・見逃し配信中)
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