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ちょっとした意識でドライバーの飛距離はまだまだ伸びる!

2023年8月16日(水)午後3:06

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「ドライバーショットの飛距離が物足りない」「以前はもう少し、球がつかまって飛んでいたような気がする」といった悩みを抱えているゴルファーも多いはず。

 満足いく飛距離が得られないことに関しては、いろいろな原因が考えられるのですが、アマチュアゴルファーの中には、足や股関節をしっかり使わずに打っている人が多いように感じます。

 飛距離を伸ばすためには当然、下半身を使わなければいけないので、まずやるべきは、スタンスを広めにして、重心を下げ、右の股関節にしっかり乗ってクラブを上げることです。そして、その動きを大げさにやることで飛距離が大幅にアップすることもあります。

 今回は、そのための練習法を紹介しましょう。

 まず、右手1本でクラブを持って構えます。そこから、右足を力強く踏んで右手をトップの位置まで持っていきます。そしてその右手のところに左手を持っていって両手で握ります。これだけで右に大きく体重が乗っていることが分かると思います。

 次に同じ手順で素振りをします。トップで一度止まった形になりますが、それでOK。最後に、その手順を変えずに実際にボールを打ってみましょう。このドリルをやることによって、下半身を使った深いトップが実現します。

 次のステップでは、最初から両手でクラブを持ち、先ほど体感した深いトップに持って行くつもりでクラブを上げましょう。クラブを上げる手順としては、まず右足を踏み、腰を回すと同時に手元が上がるように。

 ポイントは、テークバックのとき、右足に圧を掛けること。右足を踏んで、右サイドで体がねじれるのを耐える感じです。

 また、コースでも自分のマックスで振ることを意識しましょう。基本的にコースで打つ場合、「右に曲げてはいけない」「左に引っかけないようにしよう」など大事に打とうとして、体重が右に乗り切らないでトップで左足体重になる、いわゆるリバースピボット状態になりやすくなります。そうすると、体がねじれていない中途半端なスイングになるため、ボールがつかまらなくなるし、飛距離も落ちてしまいます。

 そうならないように、マックスで振ることを意識し、特にハーフウェイダウンあたりからフォロースルーに向かってはヘッドを加速させるつもりで振りましょう。意識としては、インパクトを強く当てるというよりは、フィニッシュまで振り切る感じ。そうすればリバースピボットの矯正にもなるし、方向性も安定します。

 ぜひ試してみてください。

★CS放送ゴルフネットワーク「内藤雄士のテクゴル #50」より(放送・見逃し配信中)

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