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手前で切れるボールは「ノーチャンス」 スライスラインは左側、フックラインは右側を転がす意識を

2024年5月2日(木)午前10:38

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 今回は、曲がるラインを入れるコツについてお教えしましょう。

「スライスラインは左を狙って打つ」「フックラインは右を狙って打つ」ということは誰でも知っていることですが、アマチュアゴルファーのパッティングを見ていると、スライスラインはカップの手前で右に、フックラインはカップの手前で左切れるというケースが多いようです。

 こういうミスは、単純にラインの読みが甘いから起こるのですが、ハッキリ言って、手前で切れるボールは「ノーチャンス」です。どんなにカップを通り越しても、このボールがカップに入ることはありません。

 一方、スライスラインならボールが左側、フックラインならボールが右側を転がっていれば、ボールが止まるまで入るチャンスはあります。

 だから、曲がるラインを狙うときは、スライスラインはカップに届くまで左側を転がす、フックラインなら同じく右側を転がす意識が必要です。

 また、意識だけではなく、狙い目も少し強めにすることをオススメします。というのも、スライスラインはつま先下がりのライになっているケースが多いので、打った瞬間右に出る、また、フックラインはつま先上がりに立っているケースが多いので、打った瞬間左に出ることがあるからです。

 そのために、打点を少しずらすというのも一つの方法です。スライスラインならボールを少し左寄りに置いて、フェースが閉じたところで当てる。逆にフックラインなら、少し右寄りに置いて、フェースが開いた状態のときに当てるといったように。

 打ち方は、これまでお伝えしたように、おへそを支点として、身体を動かさないでストローク。支点を決めて振り子のように打つことで、真っすぐ転がりの良いボールになります。パッティングの精度を上げて、スコアアップにつなげましょう。



(取材協力:ゴルフ倶楽部成田ハイツリー)

飯沼大輔(いいぬま・だいすけ)
1978年生まれ。22歳でプロスケートボーダーからゴルフの世界へ。2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。2017年日本プロゴルフ選手権出場。同年、神奈川県オープン優勝。トーナメントで培ったテクニックを生かし、現在は、初心者から上級者まで技術面だけでなくメンタル面もサポートするレッスンを展開。Accuracy Golf Studio(千葉県)所属

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