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大西翔太、テークバックが1センチ伸びれば飛距離は3.5ヤード伸びる
2024年12月19日(木)午前10:00
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「もっと飛ばしたいけど、どの部分を修正すればいいか分からない」「ドライバーの練習に多くの時間を割いているけど、全く効果がない」というゴルファーも多いはず。今回はそんな人のために、誰でも簡単にできるドライバーの飛距離アップ術をお教えしたいと思います。
最初のポイントは、アドレスです。
私がいつも感じていることですが、アマチュアゴルファーの約半数が、プロや上級者に比べて縮こまった状態でアドレスしています。その中でも特に多いのが、構えたときに左腕が曲がっている人です(写真①)。実は、このように左腕が曲がっている時点で、遠心力や重力が働かなくなり、その結果、飛距離は大きくロスしてしまいます。
そうならないように、左腕はしっかり伸ばすように意識しましょう。
次のポイントは、テークバック(同②)です。
データ上、テークバックでクラブを1センチ長く、真っ直ぐ引くことができたら、飛距離は3.5ヤード伸びるといわれています。1センチでも伸びればスイングアークが大きくなり、それだけ遠心力と重力も大きくなるからです。
しかも、テークバックが伸びると、フォローサイドも伸びるといわれています。つまり、テークバックが1センチ伸びた時点でフォローサイドも1センチ伸び、飛距離は合計7ヤード伸びるということです。
皆さんもお気づきのように、これに関しては、パワーは全く入りません。左腕を伸ばして、いつもより1センチ長くクラブを真っ直ぐ引くだけで、7ヤード伸びるということです。
しかも真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出せば、インパクトゾーンも長くなるので、ヘッドが真っ直ぐ動く時間が長くなり、方向性も安定します。
誰でも簡単に、しかも今すぐにでもできる飛距離アップ方法。ぜひ試してみてください。
(取材協力:茨城県・金乃台カントリークラブ)
大西翔太(おおにし・しょうた)
1992年6月20日、千葉県生まれ。日本のゴルフツアープロコーチとして活躍するゴルフティーチングプロ。ゴルフの名門・水城高校ゴルフ部出身。コーチング理論を学び、2015年からは青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディとしてツアーに帯同。同プロのJLPGAツアー初優勝を含む現在までの活躍に大きく貢献している。PGAティーチングプロA級。メンタルトレーナー、整体師の資格も取得。ジュニアやアマチュアなど、どんなプレーヤーでも飛距離アップさせるコーチとして知られ、現役プロゴルファーだけでなくアマチュアからも大きな支持を得ている。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/12/13 発売号より転載)
最初のポイントは、アドレスです。
私がいつも感じていることですが、アマチュアゴルファーの約半数が、プロや上級者に比べて縮こまった状態でアドレスしています。その中でも特に多いのが、構えたときに左腕が曲がっている人です(写真①)。実は、このように左腕が曲がっている時点で、遠心力や重力が働かなくなり、その結果、飛距離は大きくロスしてしまいます。
写真①
そうならないように、左腕はしっかり伸ばすように意識しましょう。
次のポイントは、テークバック(同②)です。
同②
データ上、テークバックでクラブを1センチ長く、真っ直ぐ引くことができたら、飛距離は3.5ヤード伸びるといわれています。1センチでも伸びればスイングアークが大きくなり、それだけ遠心力と重力も大きくなるからです。
しかも、テークバックが伸びると、フォローサイドも伸びるといわれています。つまり、テークバックが1センチ伸びた時点でフォローサイドも1センチ伸び、飛距離は合計7ヤード伸びるということです。
皆さんもお気づきのように、これに関しては、パワーは全く入りません。左腕を伸ばして、いつもより1センチ長くクラブを真っ直ぐ引くだけで、7ヤード伸びるということです。
しかも真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出せば、インパクトゾーンも長くなるので、ヘッドが真っ直ぐ動く時間が長くなり、方向性も安定します。
誰でも簡単に、しかも今すぐにでもできる飛距離アップ方法。ぜひ試してみてください。
(取材協力:茨城県・金乃台カントリークラブ)
大西翔太(おおにし・しょうた)
1992年6月20日、千葉県生まれ。日本のゴルフツアープロコーチとして活躍するゴルフティーチングプロ。ゴルフの名門・水城高校ゴルフ部出身。コーチング理論を学び、2015年からは青木瀬令奈プロのコーチ兼キャディとしてツアーに帯同。同プロのJLPGAツアー初優勝を含む現在までの活躍に大きく貢献している。PGAティーチングプロA級。メンタルトレーナー、整体師の資格も取得。ジュニアやアマチュアなど、どんなプレーヤーでも飛距離アップさせるコーチとして知られ、現役プロゴルファーだけでなくアマチュアからも大きな支持を得ている。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/12/13 発売号より転載)
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