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石川&谷原の日本代表が11年ぶりワールドカップ制覇に挑む

2013年11月20日(水)午前11:57

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 石川遼、谷原秀人の2人が日本代表として、2002年以来11年ぶり3度目のワールドカップ制覇を目指す。

 国別対抗戦 ISPSハンダワールドカップゴルフは現地時間21日、豪州のロイヤル・メルボルンGCを舞台に開幕する。

 2007年から4回中国で開催された後、昨年は大会が行われず、第57回大会となる今年は新規スポンサーを得ての新たなスタート。大会フォーマットも少し変わった。これまでは2人1組の国別対抗戦だったが、今大会は2016年リオデジャネイロ五輪を視野に入れ、72ホール・ストロークプレーで個人戦と団体戦が併せて行われる。出場選手は、世界ランキングをベースに60人が選ばれた。

 大会がまだカナダカップと呼ばれていた1957年の霞ヶ関CC大会で、日本は中村寅吉と小野光一のコンビで優勝。これをきっかけにゴルフブームが起こった。その後、メキシコで行われた2002年にも丸山茂樹と伊澤利光のペアで勝っているが、それ以来優勝とは遠ざかっている。

 だが、今年の代表2人はまさに絶好調なまま渡豪する。大会前週の国内男子ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズで谷原は3年ぶりに優勝。今年米ツアーを経験した石川も谷原に1打及ばず連覇こそ逃したが、猛追で2位に入り存在感を示している。そんなコンビで挑むだけに3度目となる大会制覇に期待が集まっている。

 舞台となるロイヤル・メルボルンGCは歴史ある名門コース。ワールドカップ開催は1959年、1972年、1988年に続く4度目で、最後に行われた1988年には、ベン・クレンショー&マーク・マッカンバーの米国チームが勝利を収めている。この時の日本チームは、尾崎将司&健夫の兄弟コンビで挑み、米国に1打差で惜敗。2位と苦杯をなめている。同コースは先週行われた豪州ツアーの3大メジャー大会の1つ、タリスカー・マスターズ(オーストラリアン・マスターズ)の舞台でもあり、一部の選手たちはすでにコースをプレーしているアドバンテージを持っている。

 日本のライバルとなる優勝候補としては、豪州ツアーで2週連続優勝を飾り波に乗っているマスターズ王者アダム・スコットとジェイソン・デイの地元豪州チームがもっとも有力だ。好調のスコットと、先の台風で母の母国フィリピンが被害に遭い、祖母ら8人の親戚を失ったデイ。無念の死を遂げた親類たちに捧げる勝利を手にしたいデイの思いを、スコットが支えれば、これほど強いチームはないはずだ。

 その他、マット・クーチャー&ケビン・ストリールマンの米国、グラエム・マクドウェル&シェーン・ロウリーのアイルランド、フランセスコ・モリナリ&マッテオ・マナセロのイタリアも侮れない。そんな中、日本代表の2人がどれだけ存在感を見せて勝利へと突き進むことができるのか。目が離せない4日間となる。

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