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海外男子

タイガー苦戦! P.ミケルソンが単独トップ

2009年3月14日(土)午後0:15

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 タイガー・ウッズ(米)が表情をゆがめ、フィル・ミケルソン(米)が今年一番の笑顔を浮かべた。

 WGC-CA選手権はフロリダ州マイアミのドラル・ゴルフ・リゾート&スパを舞台に現地時間の13日、第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進のミケルソンが7バーディ、1ボギーの6アンダー66をマークし、通算13アンダーで単独トップの座を守った。

「これほどショットが良いのは初めてかもしれない。特にドライバーは、ずっとこういう感じで打ちたかった。マスターズの舞台、オーガスタでこういうプレーをするのが楽しみ」と満面の笑み。すでに気持ちはマスターズへと飛んでいるようだ。

 2打差の2位にニック・ワトニー(米)が続き、この日ノーボギーの8アンダー64と爆発したケニー・ぺリー(米)が通算10アンダーで前日の27位タイから3位タイに浮上。同じく3位タイには欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシックで優勝した話題の19歳ローリー・マッキルロイ(北アイルランド)がつけている。第1ラウンド首位グループの一角を担った日本ツアー3勝のプラヤド・マークセン(タイ)はカミロ・ビジェガス(コロンビア)、ロッド・パンプリング(豪)らと並び、通算9アンダー5位タイ。

 しかし、チャージが期待された復帰2戦目のタイガーは4バーディ、2ボギーの2アンダー70と巻き返しならず。通算3アンダーは初日の40位タイからわずかに順位を上げ35位タイで2日目を終えた。「今日は5アンダーくらいを狙っていたからフラストレーションがたまったよ。首位と10打差かあ? 上が走れば追いつくのは難しいね」と珍しく白旗を掲げたタイガー。

 スコアを伸ばしたい10番パー5で、ティーショットをフェアウェイど真ん中に運んだ。しかし、第2打をバンカーに入れ、ボギーを叩いた場面など、やはり“いつものタイガーとは違う”という印象を持つ。アクセンチュア・マッチプレー選手権で肩慣らしをしたとはいえ、約8か月も実戦から離れていたのだから、多少のもたつきは仕方ないのかもしれない。

「ずっと歩いていなかったから、試合で歩いて右足のくるぶしが痛くなってしまった」と苦笑いのタイガー。世界ランク1位の座を狙うセルヒオ・ガルシア(スペイン)は通算イーブンパー58位タイに低迷しているため、今週順位の変動を心配する必要はなくなった。それよりも、1日も早く“タイガーらしいゴルフ”で我々を納得させてもらいたい。

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