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海外男子

松山6位タイ入賞「自信になった」 P.ミケルソンが全英初制覇!

2013年7月22日(月)午前2:15

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 松山英樹が前日の1打罰をものともせず有終の美を飾った。

 第142回 全英オープンは現地時間21日、スコットランドのミュアフィールドを舞台に最終ラウンドの競技を終え、フィル・ミケルソン(米)が5打差を引っくり返し大会初優勝を飾って幕を閉じた。

 そんな中、首位に6打差の11位タイからスタートした松山は好調なショットを武器に安定したプレ?で2バーディ、1ボギーの1アンダー70をマーク。通算2オーバーはタイガー・ウッズ(米)、ザック・ジョンソン(米)といったメジャーチャンピオンに並ぶ6位タイで4日間の競技を締めくくった。

 松山にとっては先の全米オープン(10位タイ)に続くメジャー2大会連続のトップ10フィニッシュ。来年の出場権(全英オープン)も手中に収め、世界レベルのプレーヤーであることをゴルフの本場のギャラリーの前で証明して見せた。

 堂々たるプレーだった。前日は17番でスロープレーによる1打罰を科さる屈辱を味わったが、この日はその悔しさを払拭するような痛快なゴルフを披露。1番、2番のバーディトライはあとわずかで決め切れなかったが、5番パー5の第3打をピン手前1メートル弱にピタリとつけバーディが先行。8番でもったいないボギーもあったものの、13番パー3で絶妙のタッチのパットを沈め2つ目のバーディ奪取に成功。前日トラブルに見舞われた上がり2ホールもバーディ逃しのパーに収めて6位タイに食い込んだ。

 強豪相手に初出場とは思えないプレーを見せた松山は「ショットが良い形で最後まで回ることが出来て…収穫が大きかったです。昨日の途中からパットも良い感じでストローク出来るようになって…でも今日はちょっと入りませんでしたね。ただこういう舞台でいいプレーが出来たのは自信になりました」と達成感を滲ませた。

 今後は当分日本には帰国せず、米ツアーにスポット参戦し来季の同ツアー出場権を目指す松山。日本が誇る大器がいよいよ海外で本格的に始動する。

 一方、前日60台(69)をマークしてリーダーボードを急浮上。「あと1日アンダーパーで回りたい」と意気込んで最終日をスタートさせた片山晋呉は、5番パー5で予定通りバーディを先行させながらその後ボギーがかさみ2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバー75。前日より19ランクダウンの通算10オーバー44位タイに終わっている。

 尚、藤田寛之、谷口徹、久保谷健一、丸山大輔、井上信、小平智は決勝ラウンド進出を逃している。

【全英オープンゴルフ選手権 緊急追加放送】
3日目 7月27日(土)午前8:30?11:30
最終日 7月28日(日)午前8:30?11:30

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