2年連続でマスターズ（現地時間4月5?8日／ジョージア州、オーガスタナショナルGC）に出場するアマチュアの松山英樹が、米国の西海岸で大一番に備えている。

　現地時間24日に渡米した松山は、ロサンゼルス近郊で調整。今季はビル・ハース（米）の優勝で盛り上がったノーザン・トラスト・オープンの舞台、リビエラCC（カリフォルニア州）でのプレーも経験した。

　初出場だった昨年は、在学する東北福祉大のある宮城県が、大会の約1か月前に東日本大震災で被災。マスターズ出場すら迷う状況だったが出場を決断した。その結果、アマチュアとしてただひとり予選を突破して、27位タイに入り日本人初のローアマを獲得。秋にはアジアアマチュア選手権で連覇を果たし、2年連続となるマスターズ出場を決めた。2年連続のローアマと、昨年の27位タイ以上という成績はもちろんだが、16位以内に入れば来年の出場権も獲得できるとあって燃えている。

　松山は現地時間30日にオーガスタ入りする予定で、4月5日からのマスターズ本番に挑む。