松山英樹が、米国時間29日発表の最新世界ランキングで大躍進を遂げた。

　21歳の松山は、先週行われた国内男子ツアーのつるやオープンゴルフトーナメントで、同ツアー史上最速となるプロ入り2戦目で逆転優勝。これに伴い、前週までのランキング159位から108位に急浮上を果たし、4つのメジャートーナメントに出場するための基準でもある50位以内に向け大きく近づいた。

　その他の日本勢は、連覇がかかったつるやオープンで予選落ちした藤田寛之が54位から61位に後退。谷口徹は112位を維持、注目の石川遼は113位から118位へと順位を落としている。

　また、米男子ツアーのチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズで初優勝を飾ったビリー・ホースヘル（米）が、91位から49位へとジャンプアップ。単独2位に入ったD.A.ポインツ（米）も68位から48位に躍進した。欧州、アジアン両ツアー共催のバランタインズ選手権で3人プレーオフを制したブレット・ランフォード（豪）も、253位から122位へと大きく順位を上げている。

　尚、1位タイガー・ウッズ（米）、2位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位アダム・スコット（豪）、4位ジャスティン・ローズ（英）、5位ルーク・ドナルド（英）の上位陣に変動はなかった。