欧州ツアーのアルストム・オープン・デ・フランスで優勝したGマックことグラエム・マクドウェル（北アイルランド）が、米国時間8日発表の最新世界ランキングで9位から6位に浮上した。

　2010年の全米オープン王者であるマクドウェルは、これで今季欧米両ツアー合わせて3勝目。今季は予選落ち→優勝というパターンを続けているが、これで安定した成績を出せるようになればトップ5入りも近いかもしれない。同大会単独2位のリチャード・スターン（南ア）も56位から34位へと順位を上げている。

　米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシック優勝のジョナス・ブリクスト（スウェーデン）は103位から51位にジャンプアップ。同大会2位タイの4人も、ジミー・ウォーカー（米）が73位から61位に、ジョンソン・ワグナー（米）が180位から140位に、マット・ジョーンズ（豪）が216位から152位に、スティーブ・ボウディッチ（豪）が675位から366位にそれぞれランクアップした。

　国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントで3年ぶりツアー通算2勝目を飾った薗田峻輔は507位から279位に大躍進。さらに上昇の気配を見せている。同大会2位タイの2人も、近藤共弘が309位から262位に、河野祐輝が839位から505位に。また、同大会4位タイの松山英樹も48位から46位にジワリと浮上。日本勢最高位をしっかりキープしている。

　その他の主な日本勢では、セガサミーカップで最終日最終組で回りながら7位タイに終わった藤田寛之が76位から78位に、同大会62位タイと満足の結果を残せなかった谷口徹が139位から144位に、ザ・グリーンブライヤー・クラシック予選落ちの石川遼も140位から151位にそれぞれランクダウンしている。