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海外男子

松山が史上初の快挙! 全米初出場でトップ10入り

2013年6月17日(月)午前9:12

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 世界最高峰のメジャー最終日にベストスコア(タイ)を叩き出した松山英樹が初出場でトップ10入りの快挙を成し遂げた。

 今季メジャー第2戦、第113回全米オープンは現地時間16日、ペンシルベニア州のメリオンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。この日39位タイからスタートした松山が3連続を含む6バーディ(3ボギー)を量産し3アンダー67をマーク、通算7オーバーで10位タイに食い込んだ。

 圧巻だったのは勝負がかかったサンデーバックナインでの3連続バーディ。距離の短い10番パー4でピンそばに寄せてまず1つ目のバーディを奪うと、11番は大きく左に曲がるフックラインを読み切って2つ目を奪い同伴プレーヤーのスコット・ラングレー(米)とグータッチ。さらに12番もおよそ5メートルのバーディパットを捩じ込みあっという間にリーダーボードを駆け上がった。

 その後14番でボギーを叩いたものの難易度の高い最終ホールはバーディ逃しのパーでフィニッシュ。全米オープン初出場でのトップ10入りは日本勢史上初の快挙だった。

「昨日まではパッティングで苦しんだけれど今日は調整が上手くいって、結果良いゴルフが出来て良かった。こういうゴルフを続ければ(今後メジャーでも)優勝争いに絡めるのかな、という自信になりました」と重圧から開放され清々しい表情を浮かべた松山。

 これ(10位以内)で来年の全米オープンの出場権を確保。今秋行われるアメリカ対世界選抜対抗戦、ザ・プレジデンツカップ(10月3?6日/米オハイオ州、ミュアフィールド・ビレッジGC)への推薦出場も現実味を帯びてきた。

 体格の良い欧米勢に混ざっても遜色のない堂々たる体躯からにじみ出る自信とオーラ。すでに全英オープン(現地時間7月18?21日/スコットランド、ミュアフィールド)の出場権も確保しており、日本男子(レギュラーツアー)初のメジャー制覇の期待を抱かせる。マスターズローアマの実績はダテではない。頼もしいルーキーが出てきたものだ。

 今大会には松山以外に3人の日本勢が出場していたが、藤田寛之、塚田好宜、上田愉尉の各選手は予選で姿を消している。

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