「まだ競技出来る状況にない…」タイガーが全米OP欠場を決断!
2014年5月30日(金)午後0:35
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メジャー14勝のタイガー・ウッズ(米)がマスターズに続き、現地6月12日開幕の全米オープン(ノースカロライナ州パインハーストNo.2)を欠場することを発表した。
自身のウェブサイト『TigerWoods.com』の中で明らかにしたもので「残念ながら全米オープンには出られない。まだ身体的に競技ゴルフが出来る状況にない……」と3月31日に行った腰の手術後、リハビリや練習が思うようにはかどっていないことを匂わせた。
腰痛のため3月のWGC-キャデラック選手権を最後に戦線離脱。手術に踏み切ったタイガーは、アマチュア時代から19年連続で出場していたマスターズを欠場するなど、術後の安静とリハビリの日々を送っている。
復帰の時期については今月5日に更新されたブログで「何度も言っているように、夏の間のどこかで復帰する。でも、それがいつになるかは本当にわからないんだ」としていたが、スタンフォード大時代のチームメイトであるノタ・ビゲイIII(米)やスーザン・ピーターセン(ノルウェー)などの親しい友人らにはすでに出場は絶望的なことを予告していた。
大会2週間前になってようやく本人が欠場を明言した形だが、ジャック・二クラウス(米)が持つ“メジャー18勝”という最多優勝記録を塗り替えるのを最大の目標にしているタイガーにとってこれは大きな痛手だ。39歳とカムバックには辛い年齢になってもいるだけに焦る気持ちも伝わって来る。
全英オープン(7月17?20日/英ロイヤル・リバプールGC)についてはまだ結論を出していないが、果たしてスーパースターの復帰はいつになるのだろうか。