海外男子
復活に舵を切ったタイガー キーワードは“原点回帰” Part1
2014年12月25日(木)午後2:35
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眠れる猛虎は時計の針を戻そうとしている。少なくともゴルフスイングにおいては……。キーワードは“原点回帰”だ。
【復帰戦最下位も変化の見られたスイング】
自身がホストを務めるワールド・チャレンジで、約4か月ぶりの競技復帰を果たしたタイガー・ウッズ(米)。体調不良の影響もあり、結果は初日から最終日を通して最下位というものになったが、そのスイングには確かな変化が見られた。
「(2日目を終えて)タイガーの今日のショット全般は気にしない。いくつかの彼のスイングはここ5年間で最高だ」「明らかに良くなっている。正しい方向に向かっている」とツイッターでコメントしたのは元コーチのハンク・ヘイニー氏。
パッティングの師匠、スティーブ・ストリッカー(米)も最終ラウンドを共にして「ショートゲームに関しては彼自身や、皆が思い描いていたほど良くはなかったが、スイングは良い方向に向かっている」と、スイングの変化について口にしていた。
当の本人も「40ヤード以降のショットは安定している。それらのショットはとても良い」「何かを見つけ出せて良かった。ショートゲームは良くなかったけれど、ロングゲームは良くなっている。とにかく今は練習が必要」と復帰戦に一定の満足を示していた。