通算5オーバー26位タイで全米オープンゴルフ選手権（現地時間15日／ニューヨーク州 シネコックヒルズGC）2日目を終えた松山英樹が、現地リポーターを務める杉澤伸章氏のインタビューに答えた。

―1番ボギースタートで、ずるずる行かずに3番でパーセーブできたのは大きかった？

　3番で上手くパーセーブ出来て、4番、5番ともっとスムーズにいけるのかなと思ったんですけど、中々続けられなかったですね。その後、6番でバーディーをとれて、7番は落としてしまいましたが、大きなミスはすることなく回れたので良かったです。

―7番もショットとしては完璧でしたね

　あと1ヤード向こうに落ちていれば、ワンピンにはつけられていたんですけど、やっぱりその1ヤードで、ラインも悪いところに行ってしまうんだなという感じです。

―リッキー・ファウラーとほとんど同じようなところに落ちて、同じような転がりをしていたのに（スコアを落とした）

　めちゃくちゃ浮いてたので、（ファウラーは）パターで打てるなと思いながら、こっちはどうしようかすごい悩んでたんですけど、中々難しかったですね。

―あれが初日に仰っていた、調子はいいんだけど中々スコアに結びつかないという所ですか？

　ああいう所で簡単にパーセーブ出来ると、もっと流れ良くプレー出来ると思うんですけど、落としているようでは中々スコアに繋げられないと思います。

―16番の右手前からのバンカーショットは普通、中々寄らないですよね。どうやって寄せたんですか？

　覚えてないです。次のホールでリッキーがもっと難しいのを寄せてしまったので、何とも言えなかったですけどね。

―そのような事が起こる難しいコースでしたが、試合前に4日間プレーしたいと仰っていたと思うんですが、とりあえずは決勝ラウンド進むことが決まりましたが、今後の目標は？

　最低限の勝負ができるラインにはいると思うので、ここから自分がどれだけスコアを伸ばせるかによってチャンスは増えると思います。そのためには今日のようなゴルフをしていては話にならない。でも、内容としては良くはなって来ているので、今日の最後のバーディで救われたなという感じです。