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丹萌乃 パットの際は、左目の真下にボールがあるかどうかをチェック

2019年9月12日(木)午後1:45

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「好きなクラブは?」と聞かれたとき、いつも「パター」と答えているのですが、好きなのはパターだけでなく、パット練習も“超”がつくほど好きで、気がつけば3時間ぶっ続けで練習していたこともあるくらいです。

 そのパット練習、練習場やコースに行ったときは当然、毎回やっていますが、家や遠征先のホテルでも風呂上がりや夜寝る前にも必ずやるようにしています。というよりもそれが日課になっていて、「やらなければ寝られない」くらい日常の習慣になっています。

 今回は、私が毎日室内でやっている練習を紹介したいと思います。

 まず、床にミラー付きパッティング練習器具(写真①)を置き、ボールをセット。そして、左目の真下にボールが来るように構えます。それと同時に、練習器具の中央に線が入っているので、両目のラインをその線に合わせます。この形ができたら、あとはボールを打つだけです(②~④)。
 
写真①
 
同②~④
 
 最大のポイントは、左目の真下にボール置くこと。というのも私の場合、この位置にボールを置くことによって、パターのフェースがスクエアにボールをヒットするようになっているからです。

 もしボールの位置が右にずれていたら、フェースが戻りきる前にインパクトを迎えるので、ボールは右に出てしまいます。同じようにボールの位置が左にずれていたら、フェースがかぶった状態でインパクトを迎えるので、ボールは左に出てしまいます。このようなミスを防ぐためにも、ボールをいつも同じ位置にセットするということが重要になってくるのです。

 基本的には室内でやることが多いのですが、コースに出たときも、思ったよりボールが左に出たり右に出たりするときは、すぐにこの練習器具を持ってきて目の位置を確認するようにしています。

 アマチュアゴルファーの中には、ストロークのことを気にするけど、構えに関しては適当な人が多いようですが、いつも同じ構えをすることはとても大事なことです。

 私の場合、左目が基準になっていますが、人によっては右目だったり、両目の間だったりすると思うので、まずは自分の基準となる位置を見つけ、毎回、同じところにボールを置くようにしてみてください。パットの精度が確実にアップするはずです。

丹萌乃(たん・もえの)
1996年12月31日、愛媛県生まれ。中学2年で四国アマ5位に入ったほか、この時から265ヤードを飛ばし注目を集める。2018年はステップアップツアー15試合に出場し、山陰合同銀行Duoカードレディースで優勝。同年のファイナルQTで7位に入りツアー出場権を獲得した。今季はレギュラーツアーに参戦。シード権獲得を狙う。

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2019/9/6 発売号より転載)

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