レッスン
3パットを防ぐために・・・グリーンの傾斜は花道で確認!矢野東
2021年11月4日(木)午後0:22
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グリーンのラインはどう読めばいいのか。アマチュアゴルファーも最近はセルフプレーが増えてきたこともあって、ラインの読み方について真剣に考えている人が増えているようです。
ラインを読むときに最も大事になってくるのがグリーンの傾斜です。ボールからカップまでは上っているのか、それとも下っているのか。また、ボールやカップ周辺は右に傾いているのか、それとも左に傾いているのか。こういうグリーンの傾きがわからないことにはラインが読めないからです。
では、その傾斜をどこで確認すればいいのか。ほとんどのゴルファーは、グリーンにオンしたら、まず自分のボールがあるところにいってマークをして、それからおもむろに傾斜を確認しているのではないでしょうか?
しかしこのようにグリーンに入ってからラインを読もうとすると、そのとき自分が傾いている可能性もあるわけで、大きな傾斜を見落としてしまうことがあります。この見落としを防ぐためにも、グリーンの傾斜は外からチェックすることが大事になってきます。
場所的には、グリーンに入る前、花道のあたりからグリーン全体を眺めることをオススメします。そうすれば、全体的にうねっているグリーンでも、ボールとカップがどういうラインで結ばれているのかが大体つかめます。そこである程度上りか下りか、フックかスライスかを把握したあと、グリーンに上がってから最終的な確認をして、打ち出す方向や距離感を決めればいいのです。
プロは、キャディもいるし、事前にグリーンのことを調べているからラインが読めると思っている人もいるでしょうが、今回お教えしたような作業を毎回やってラインを決めています。
3パットを少なくするためにも、グリーンの外からの傾斜の確認は怠らないようにしましょう。
矢野東(やの・あずま)
1977年7月6日群馬生まれ。日大3、4年時に多くのタイトルを獲得。2002年に初シードをつかみ、05年に初優勝。08年には10試合連続トップ10入り。この年2勝を挙げて獲得賞金が1億円を突破し賞金ランクも2位と躍進した。その後はケガに悩まされトーナメントからは遠ざかっていたが、20年のQTで1位通過。Sansan KBCオーガスタで4位タイに入るなど見事に復活を遂げた。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/10/28 発売号より転載)
ラインを読むときに最も大事になってくるのがグリーンの傾斜です。ボールからカップまでは上っているのか、それとも下っているのか。また、ボールやカップ周辺は右に傾いているのか、それとも左に傾いているのか。こういうグリーンの傾きがわからないことにはラインが読めないからです。
では、その傾斜をどこで確認すればいいのか。ほとんどのゴルファーは、グリーンにオンしたら、まず自分のボールがあるところにいってマークをして、それからおもむろに傾斜を確認しているのではないでしょうか?
しかしこのようにグリーンに入ってからラインを読もうとすると、そのとき自分が傾いている可能性もあるわけで、大きな傾斜を見落としてしまうことがあります。この見落としを防ぐためにも、グリーンの傾斜は外からチェックすることが大事になってきます。
場所的には、グリーンに入る前、花道のあたりからグリーン全体を眺めることをオススメします。そうすれば、全体的にうねっているグリーンでも、ボールとカップがどういうラインで結ばれているのかが大体つかめます。そこである程度上りか下りか、フックかスライスかを把握したあと、グリーンに上がってから最終的な確認をして、打ち出す方向や距離感を決めればいいのです。
プロは、キャディもいるし、事前にグリーンのことを調べているからラインが読めると思っている人もいるでしょうが、今回お教えしたような作業を毎回やってラインを決めています。
3パットを少なくするためにも、グリーンの外からの傾斜の確認は怠らないようにしましょう。
矢野東(やの・あずま)
1977年7月6日群馬生まれ。日大3、4年時に多くのタイトルを獲得。2002年に初シードをつかみ、05年に初優勝。08年には10試合連続トップ10入り。この年2勝を挙げて獲得賞金が1億円を突破し賞金ランクも2位と躍進した。その後はケガに悩まされトーナメントからは遠ざかっていたが、20年のQTで1位通過。Sansan KBCオーガスタで4位タイに入るなど見事に復活を遂げた。
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